狂電関人の写真庫

狂電関人本人のこれまでの写真のストックを思うまま徒然に表現。お立ち寄りの際には一言コメントをいただけると幸いです。

9011レのために拘り抜いた撮影地

2012年10月12日 22時50分16秒 | 国鉄・JR 甲信越

今日、この列車のために休みをいただき朝早くから出掛けていました(汗汗)。

全検に入る前のE26系を使用して仕立てられたクルージングトレイン。

ここまでは普段の臨時列車なのであるが、その牽引機がEF8195号機に前補機としてEF641051号機が長岡までエスコート。

この前補機に色めき立ったのである。

電関人の小さな脳味噌をフル回転させて様々なことを鑑みて、弾き出された答えは上越線岩原のΩカーブ。

遡ること30数年、上越国境の補機はそれまで水上区に所属のEF16から新鋭機のEF641000番代に置き換えられ始めていた。

まさにその新型の上越国境の門番が通いなれた場所で、優等列車の走行シーンが押えられる絶好のチャンス。

願わくは雪のシーズンだったのだがさすがにそこまでは叶わぬ夢か!

本日の前哨戦であるEF65501+24系25型を宮原で撮ったのち関越道を一路岩原へ。

出来れば、国境の山間をモーター音を唸らせながら連続勾配を上っていく姿をやや俯瞰で狙いたかったが初秋の山肌の木々には

まだしっかりと葉が残り、これは断念。

だとすると、あとは敢えてアウトカーブでその隘路振りを強調させて撮ることにした。



さすがに国境のトンネルの向こうは時折冷たい小雨が混じる肌寒い生憎の天気だったがかえって光線を気にせずに撮れる好都合。

なんとかイメージに近いカメラポジションを確保して暫し待つとやがて大きく湾曲した鉄路の奥方からターゲットの9011レが現れる。

前走列車が無く、列車の長さは当てずっぽうなので重連と判る角度では最後尾まで入らない。



ようやく編成が収まるところまで来た時には次位のEF8195は目立たなくなる角度に・・・。



最後は、重連を強調して左側に列車を3両ほど見せ、罐の右手には後方数両を残すほぼイメージ通りに。

俯瞰撮影こそ叶わなかったが、数十年越しでかつての働き場所に往年の輝きを放つロクヨンセン補機重連列車を撮影することができた。

感無量の1日。


2012年10月12日 上越線 中里~岩原スキー場前 EF641051+EF8195 9011レ
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コメント (12)
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