それは、大学に合格した春のこと。
1年間の浪人生活の鬱憤を晴らす撮影旅行に出たときだった。
微かな記憶では、上野からナロネ改造の20系十和田で青森について彼方此方寄りながら午後に野辺地に着いた。
跨線橋で南部縦貫鉄道のホームに向かうと窓越しにその小さな姿を発見。
初めて見るレールバス。
何枚か全体を入れて撮っているのだけれど、気に入っているのはレールバスのサイドしか写っていないこのカットである。
なぜならば、おかっぱ頭の髪の毛を揺らしながら小走りでレールバスに乗り込もうとする少女の姿に
逸る気持ちを抑えて写真を撮る電関人のレールバスに早く乗りたい心境が反映されているから。
防雪林に守られた立派なホームに、ちょこんと停車するレールバス。
何気ない1枚のカットだけど、レールバスとの感動の出会いの1枚。
1981年3月 東北本線 野辺地駅南部縦貫鉄道ホームにて
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初めてレールバスに出会った時の感動、今でも忘れることは出来ません。
ようやくこの頃から本格的に生き始めたので、
少しばかり遅くて、渋い車両たちに会えずじまいのところも
有りました。。。
私もこんな感じで初めてのレールバスとご対面したのを思い出しました。
レールバスもついに乗った経験せずで、LE
カーしか知りません。
今の野辺地駅のこのホームと防雪林はどうなっているのでしょうかね?
このあと、乗車してみてその2軸の独特なジョイント音と、
まさにバスと同じ手動ギアチェンジによる加速は
振動も手伝ってちょっとしたジェットコースターでしたね!!
私も、なんだかんだ理屈を付けて行かなかったことで、
随分と後悔する羽目になった想い出が指じゃ数え切れないほど(大汗)
それは恐れ入谷。
野辺地は長い跨線橋が印象的でした。
跨線橋からレールバスを初めて見下ろした時のワクワク感は格別でしたね。
おじさんが運び込んでいるように、小荷物も一緒の旅でした。
そうですね、あの長い跨線橋はちょっとした
タイムトンネルのような・・・。
そんな儀式的なアプローチから、突然目に入る
あの丸っこく可愛いボディが何とも言えませんでした。
確か先輩と同じS37富士重製だったかと・・・。