機関車や客車等の車両もさることながら、
駅舎や信号所の建物、作業小屋、機関庫などの鉄道施設にも
ググッとくるものがありました。
大学生の頃、鉄研の同期が新車を購入しその慣らし運転も兼ねて信州から北陸への
撮影に出かけた際に寄った信越本線関山駅にはスイッチバックが有り、
それを見守る詰所が。
窓こそサッシに替えられていたものの黒い板でできた建物には長い間風雪に耐えて
この地の安全を見守って来た貫禄を感じました。
そこへやって来たのが表題の列車。長野で急行妙高5号から各駅停車になって
直江津に向かう2321レです。
当時の国鉄には、夜行列車で朝方途中駅で各停や快速になって
一番通勤列車を兼ねるような運用の列車が全国各地にみられました。
そろり引き上げ線から、本線に転線する2321レ。
標語の看板や、場内制限速度標など一つ一つが懐かしい。
最後尾の車両にはサボが入っていました。
ポイントの線路を踏む、特有のC-C台車音をたててEF6251号機が巨体を現しました。
この罐をもっと沢山追ってみたかったです。
1982年秋 信越本線 関山駅にて
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長野からの夜行くずれは、妙高5号ときそ7号がありましたね。どちらも旧客で味がありました。
あの窓からミニ俯瞰出来たら良いのになぁ、と思ったことが何度かありました。(笑)
当時は、乗る方が多くて一旦乗ってしまうと
その乗り心地で、降りるのが億劫になり
写真があまり撮れていません(汗)。
もっと、丁寧に記録していれば良かったのですが、
こればかりは、当時若くてそんな気持ちがあまり無くて
まあこんなものですね。
今の姿は知るものの、健在なりし頃は知らずで、当時の雰囲気がロクニ牽引の客レとともに蘇って良かったです。
信越北線は、このときが最初で最後。
未だまともに鐡しておらず・・・なのです。
DD14が有るうちに・・・。