幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

改憲4党、3分の2うかがう 朝日新聞・参院選情勢調査 ”集団的自衛権支持?”

2016-06-24 07:17:42 | 社会
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASJ6R3FH9J6RUZPS007.html朝日新聞
 7月10日投開票の参院選について、朝日新聞社は22、23の両日、全国の有権者を対象にした電話による情勢調査を実施した。取材で得た情報を合わせて分析すると、自民、公明、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党を合わせた「改憲4党」が、非改選の議席を含め、憲法改正の国会発議に必要な3分の2の議席をうかがう状況。改選議席では、自公は過半数(61)を上回る勢い。全国に32ある1人区では、統一候補を擁立した野党4党による共闘効果がみられる。投票行動を明らかにしていない人が選挙区で5割、比例区で4割おり、今後、情勢が変わる可能性もある。

 憲法改正の発議には非改選も合わせ、定数(242)の3分の2にあたる162議席が必要。今回の改選(121)では、選挙区と比例区を合わせ改憲4党で78議席を確保すれば、非改選の議席を合わせて4党で改憲の発議が可能となる。序盤情勢調査では、改憲4党で70議席台後半になりそうだ。

 今回の改選だけをみると、自民は前回2013年の参院選で獲得した65議席には及ばないものの、選挙区で30議席台後半、比例区では20議席近くの50議席台後半となりそうだ。1人区の20選挙区でリードしており、複数区でも各1議席は確保しそうだ。自民は1989年の参院選で過半数を失ったが、今回の改選で非改選の65議席と合わせ、単独過半数(122議席)に届く可能性もある。

 公明は改選数が3に増えた兵庫と福岡で24年ぶり、4に増えた愛知で9年ぶりに候補を立てた。選挙区で7人の全員当選の可能性もある。比例区では、前回と同じ7議席程度になりそうだ。

 民進は選挙区で19議席程度、比例区で11議席程度の計30議席程度になりそうで、前身の民主の前回17議席は上回る見込み。

 共産は選挙区で2議席程度、比例区で6議席程度獲得する見込み。選挙区では、前回の13年に続き、東京で議席獲得の可能性がある。

 おおさか維新の会は、選挙区では大阪を含む3議席程度、比例区では4議席程度になりそうだ。

 改選数が2議席の社民は、比例区で1議席の確保にとどまりそうだ。

 全国で32ある1人区では、民進や共産などの野党が候補を一本化。前回1人区で野党は2議席にとどまったが、今回は善戦が目立ち、8選挙区で自民候補に対しリード。4選挙区では激しく競り合っている。無党派層のうち、野党統一候補に投票すると答えた人が5割を超えている。
     ◇
 〈調査方法〉 22、23の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、全国47都道府県を対象に調査した。作成した番号のうち、世帯用と判明した番号は全国で計7万7648件、有効回答は4万1579人。回答率は54%。

感想
安倍首相のやり方は、経済を上げて実際に行っていることは、”秘密保護法”、”集団自衛権”と戦争ができる環境作りのように思ってしまいます。
そして、今度は憲法9条を変えて、堂々と戦争ができるようにしたいのです。

今回の参議院戦況で改憲派が2/3を取るとそれを進めます。
経済も大切ですが、日本はもう一度戦争ができるようにするかどうか?
後で、戦争なんてするつもりはなかった。
子どもを戦争にやらす気持ちはなかった。
と言っても後の祭りです。
まさに第二次世界大戦で多くの人が感じたことがまた起きるようになります。

戦争ができるのに賛成する方が多くいらっしゃるならそれはそれで日本の意志ですから。
戦争は多くの人が亡くなる。多くの人を殺す。
そして何の解決にもならないことは歴史が証明しているのですが。


会社にも必要?「働かないアリ」の存在意義  ”多様性の必要性”

2016-06-24 07:10:00 | 社会
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e4%bc%9a%e7%a4%be%e3%81%ab%e3%82%82%e5%bf%85%e8%a6%81%ef%bc%9f%e3%80%8c%e5%83%8d%e3%81%8b%e3%81%aa%e3%81%84%e3%82%a2%e3%83%aa%e3%80%8d%e3%81%ae%e5%ad%98%e5%9c%a8%e6%84%8f%e7%be%a9/ar-AAhpvXJ?ocid=spartandhp#page=2プレジデントオンライン

「働きアリの2割は働かない」を、2年かけて実証

アリのコロニーにはほとんど「働かないアリ」が2割ほど存在する。そして「働かないアリ」が存在しないと、コロニーは長続きできない――。進化生物学者で北海道大学大学院准教授の長谷川英祐氏が率いる研究グループは、長期にわたるアリの行動観察やコンピュータシミュレーションを通じて、こんな意外な事実を発見した。一見、短期的には非効率に見える「働かないアリ」の存在が、組織の長期存続に大きな貢献をしている。近年、日本企業では短期的な効率重視に偏ったマネジメントが目立つが、虫の世界の「勝ち組」は、どうやら短期的効率一辺倒ではないようだ。

長谷川氏が8年ほど前から手がけたのが「働きアリの2割は働いていないと言われているが、それは本当なのか」というテーマだった。「ほとんど働かないアリがいることはわかっていた。またそれが2割程度だということがまことしやかに言われていたが、実際に調べた人は誰もいませんでした」。当時長谷川氏の研究室に所属した大学院生がアリの研究を希望したこともあり、このテーマを手がけることにした。

「ほとんど働かないアリが2割いる」と、結論を言ってしまえば簡単だが、このことを科学的に証明するには、実に2年の歳月を要した。

実験の対象にしたのは、シワクシケアリ。「1つのコロニーに女王アリが1匹しかいない、コロニー内の遺伝的多様性が小さいことと、動きが遅くて観察しやすいことが、このアリを選んだ理由でした」(長谷川氏)。

1匹の女王アリと150匹の働きアリを1組とし、計4組のコロニーを採取。組ごとにプラスチックケース製の人工巣に入れて飼育した。働きアリの、胸、腹に3色でペイントして個体を識別し、1匹1匹、毎日何をしているのかを観察した。

観察の前提として、アリの行動を20種類程度に分類。「幼虫にえさをやる」「互いの体をグルーミングする」「えさを取りにいく」などは、直接コロニーの利益となる行動として、「働いている」と判定。一方、「自分の体のグルーミング」「ただ歩いている」「じっとしている」などは「働いていない」と判定した。

1日3回、150匹すべての働きアリの行動を観察。3日間観察して1日休みという1クールを8回繰り返す。この1カ月以上にわたる実験を2年にわたり2回実施した。

実験の結果、コロニー内の概ね2割のアリは、労働と見なせる行動を5%以下しかしていないことがわかった。また、よく働くアリ上位30匹、働かないアリ下位30匹を取り出して観察を続けると、やはり2割程度のアリがほとんど働かなくなることもわかった。アリのコロニーにはなぜ一定の「働かないアリ」が存在するのだろうか。長谷川氏によると、「反応閾(いき)値」と呼ばれる「仕事への腰の軽さ」の個体差が影響しているという。

働きアリたちの前に「幼虫を世話する」「巣を作る」といった仕事が出現すると、反応閾値の低い、つまり「腰の軽い」アリがまず働き始める。腰の軽いアリがどこか別の場所に行ってしまったり、疲れて休みだしたりして初めて、より反応閾値が高い「腰の重い」アリは働き始める。こうしたシステムがあるから、相対的に腰の重いアリたちは、ほとんど仕事をしていないように見えることになる。「よく働くアリたちにも働かないアリたちにも、相対的な反応閾値の差はある。だから一部のアリを取り出しても、またその中で働かないアリが出てくるのです」(長谷川氏)。

なぜ、わざわざ効率の悪いシステムをとるのか

働かないアリが一定割合存在すれば、当然、全員が働いている場合に比べて効率は悪くなるはずだ。次の問題は「アリのコロニーは、なぜ一見効率の悪そうなシステムになっているのか」ということだ。ここで長谷川氏らは、コンピュータシミュレーションを使ってこの謎を解くことにした。

コンピュータ上に、実際のアリのように、個体(バーチャルアリ)に反応閾値の差があって働かないアリがいるシステムと、反応閾値が一様で、皆が一斉に働くシステムをつくり出し、それぞれに仕事を与えてどちらのシステムが長持ちするのかを比較した。

結果、皆が一斉に働くシステムは、働かないアリがいるシステムに比べて、単位時間あたりの仕事処理量は多かったが、処理量にばらつきがあった。働かないアリのいるシステムのほうは、処理量は少ないが、常に一定の仕事が処理されていた。そして、仕事が処理されない時間があるとコロニーが絶滅すると仮定すると、働かないアリのいるシステムのほうがより長続きしたのだ。

なぜこんなことになるのか。長谷川氏は、「アリだって疲れる」「アリのコロニーには、一時も休めない仕事がある」ということに着目しながら、次のように説明する。

働き者と見なされているアリではあるが、彼らも筋肉で動く以上、働き続けていれば必ず疲れて動けなくなるときが来る。「皆が一斉に働きだすシステムでは、疲れるのも一斉になりやすい。これが仕事処理量のばらつきにつながっていたのです」(長谷川氏)。

一方でアリの世界には、一時でも休んでしまうと、コロニーに致命的なダメージを与えてしまう仕事が存在する。シロアリで確認されているのだが、卵を常になめ続けるという作業がそれだ。ものの30分も中断すると、卵にカビが生えて死んでしまう。働きアリの唾液には抗生物質が含まれており、それがカビの発生を抑えるという。

皆が一斉に働きだすシステムでは皆が一斉に仕事ができなくなり、コロニーに致命的なダメージを与えるリスクが高まってしまう。それが、皆が一斉に働くシステムが短命であることにつながっている。働き者が疲れたら、普段働いていないアリが仕事を肩代わりすることで、アリのコロニーはリスクをヘッジしているのだ。「コンピュータシミュレーションでも実際のアリの観察でも、よく働くアリが休んでいるときには、普段働いてないアリが働いていることが確認できました」(長谷川氏)。こうした研究成果は、「働かないワーカーは社会性昆虫のコロニーの長期的存続に必須である」という論文にまとめられ、今年2月に科学雑誌に公表された。

「働かないアリ」という、一見、短期的効率からは無駄に見えるものに、実は存在意義があることを明らかにした長谷川氏らの研究だが、こうした事例はほかにも挙げられるという。

うっかり者、はみだし者こそが組織に貢献する

同じアリの研究で言えば、広島大学の西森拓博士の研究グループが、仲間の働きアリのフェロモンを追尾する能力の正確さと、コロニーに持ち帰られるえさの量の関係を、コンピュータシミュレーションを使って分析している。

アリはえさを見つけると、仲間をフェロモンで動員する。そのフェロモンを100%間違いなく追尾するアリばかりで構成されるグループと、時々間違えてしまう「うっかり者」が交じったグループとで、えさを巣に持ち帰る効率を調べた。「すると完全に追尾するグループよりも、うっかり者がある程度存在するグループのほうが、より効率が上がったのです」(長谷川氏)。

最初にえさを見つけたアリはフェロモンを出して自分が見つけた道筋へ仲間を誘導するが、その経路が最短とは限らない。「うっかり者」が交じっていると、最初の経路をショートカットするようなルートを発見する場合があり、結果としてえさを持ち帰る効率が上がるようなのだ。「うっかり者」という非効率な存在が、組織全体の効率アップに貢献しているというわけだ。

動物・昆虫が示す、組織の長期存続、多様性の重要性

カブトエビという節足動物では、こんな事例も報告されている。カブトエビは水中で成長する生物だが乾燥した場所に住んでおり、時折降る雨によってできた水たまりで発生、成長し、産卵する。乾季で水が干上がったら、卵の形で休眠して次の雨を待つ。

こうした不安定な環境で育つカブトエビの卵は、1回濡れると孵化するもの、2回のもの、3回、またそれ以上のものとバラエティに富んでいるというのだ。

仮に、1回濡れると孵化する卵ばかりで構成されているとしよう。一度に生まれる子どもの数は、濡れる回数が多様な場合よりも多くなり、一見短期的な効率は高そうだ。だがその1回目の降雨がたまたま少なく、卵が孵化した水たまりがすぐ干上がってしまったらどうなるだろうか。生まれた子どもたちは全滅となる。そうしたリスクをヘッジするため、カブトエビは多様な卵を産んでいるのだ。

こうしたアリやカブトエビに見いだせるシステムは「組織の中に多様性を持たせることで、リスクをヘッジしたり、効率を上げたりしている」システムだとも言える。これは、人間社会でも重要なことだろう。

だが、長谷川氏は「最近の日本企業は、組織内の多様性を下げることで効率を高めようとしているように見える」と話す。企業内の人材構成に多様性が必要な場面として長谷川氏が挙げるのが、ブレーンストーミングだ。「私たちも研究の方向性が見えないときなど、さまざまな角度から意見を出し合う。参加者の思考パターンが似通っていては、ブレーンストーミングになりません」。

また自身もLGBT(性的マイノリティ)で、女装の東大教授として知られる安冨歩氏は、「LGBTの人たちには、差別になどあったこともない人とは違った社会の一面が見える。彼らの鋭敏な感性に基づく知恵や知識が、イノベーションを起こす資源となる」と指摘する。これなども、今の企業に人材の多様性が求められる理由の1つだろう。

環境変化の速さや激しさが増す中、ビジネスモデルの寿命は短くなって、企業は次々と新しい「創って、作って、売る」のサイクルを生みだす必要に迫られている。「だからこそ、普段は働かないアリのように、ルーティンワークは苦手でも、これまで見たこともないような問題に対処できる人材を、企業も雇っておく必要があるのではないでしょうか」(長谷川氏)。

一見非効率な存在を許容するからこそ、組織の長期的な存続は図れるのだから。
北海道大学大学院准教授 長谷川英祐(はせがわ・えいすけ)

進化生物学者。北海道大学大学院農学研究院准教授。1961年、東京都生まれ。大学時代から社会性昆虫を研究。卒業後、民間企業で5年間勤務の後、研究者の道に。主な研究テーマは社会性の進化、集団をつくる動物の行動など。著書に『働かないアリに意義がある』(メディアファクトリー新書)、『面白くて眠れなくなる進化論』(PHP研究所)などがある。

感想
働かない蟻にも役割があった。
それは遺伝子レベルで、種を保存するための最適な状況なのでしょう。

何故遺伝子が多様化しているかに対して、一つの遺伝子だと何かの影響を全て受けてしまうために、遺伝子を多様化してその影響を受けにくい種も残るようにするためと言われています。

いろいろな人がいる。それが良いのでしょう。
明朗活発が良いとよく言われますが、全員が明朗活発だとこれはまた問題なのだと思います。