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米軍オスプレイ 防衛省幹部「とんでもないことが起きた」 ”リスク管理は?”

2016-12-14 08:34:22 | 社会
http://mainichi.jp/articles/20161214/k00/00m/040/167000c毎日新聞2016年12月14日
不時着の一報に絶句
 「とんでもないことが起きた」。13日夜、米軍の新型輸送機オスプレイ不時着の一報に、防衛省幹部は絶句した。東京・市ケ谷の防衛省には深夜にもかかわらず、幹部が続々と登庁。広報担当者には報道関係者の問い合わせが殺到し、電話応対に追われていた。

ある防衛省幹部は「事故原因はこれからだが、今後予定される陸上自衛隊への配備を考えると計り知れない影響がある」と顔をこわばらせ、「事態が重大すぎて今後のことが想像できない」とため息をついた。

 別の幹部は「これから緊急会議がある」と告げて慌ただしく防衛省のエレベーターに乗り込んだ。(共同)

米軍オスプレイ 「起こるべくして…」の声 沖縄・不時着
http://mainichi.jp/articles/20161214/k00/00m/040/166000c毎日新聞2016年12月14日
オスプレイが不時着水した場所
安全性に懸念が持たれているだけに……
 基地問題に揺れる沖縄県の沖合で、安全性に懸念が持たれているオスプレイが不時着した。基地反対派や市民からは一斉に非難や不安の声が上がった。オスプレイが配備されている米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画を巡り、国と県の対立がヤマ場を迎えているだけに、基地政策の行方に影響を及ぼしそうだ。

<米軍は抗議を無視…>オスプレイ、民家上空でつり下げ訓練
 「起こるべくして起きた事故。オスプレイに対し沖縄は『配備すべきでない』と訴えていたのに、配備を受け入れた日本政府の責任は大きい」。基地反対派の名護市議、仲村善幸さん(69)は怒りを込める。「配備を続ければ市街地への墜落など惨事が起きることは明らか。直ちに撤去すべきだ」と訴えた。

 米軍普天間飛行場の辺野古への移設に反対する名護市議の東恩納琢磨さん(55)は「オスプレイが欠陥機であることは分かっている話。今回は海に着水したかもしれないが、いつ陸上に不時着するか分からない。こんな機体を生活と密着した場所に飛ばされたら、生きた心地がしない」と訴えた。
 「地震時に物資を大量に運べた利点もあり、海に囲まれた沖縄では災害時に効果を発揮するのではないか」と配備に一定の必要性を感じていたという那覇市の男子大学生(24)も驚きを隠さない。「民有地の上空では飛ばないなど、もっと沖縄の声を聞いた運用をしてほしい」
 沖縄の基地問題について著書がある作家で沖縄大学客員教授の仲村清司さん(58)は「『不時着水』というが、一つ間違って陸ならば墜落で、死者やけが人が出る大事件だったはず。これが沖縄でついに起きた」と憤った。オスプレイは操縦が難しいとされ、米軍の導入当初は墜落が相次いだ。仲村さんは「機体が改善されたという話もなく配備だけ着々と進んできた。本土の人は無関心だが、オスプレイは日本中を飛ぶ。自分のことと考えて問題を直視してほしい」と訴えた。
 オスプレイを巡っては過去にも墜落事故や不時着などが起きている。2007年10月にはイラクに向けて飛行中、機材が故障し、不時着。10年4月にはアフガニスタンで視界不良状態の中で墜落し、4人が死亡、16人がけがをした。12年4月にもアフリカ・モロッコで墜落、4人が死傷。15年5月にもハワイ・オアフ島で着陸事故を起こし、1人が死亡、21人が負傷している。
 沖縄では今年9月に沖縄本島沖で米海兵隊のAV8ハリアー攻撃機が墜落する事故も起きている。【吉川雄策、尾垣和幸、門田陽介、遠山和宏】

感想
オスプレイはこれまでも事故が多発しているので、時間の問題と思われていました。
予想通りなのではないでしょうか?

「とんでもないことが起きた」。防衛省幹部が発言したとのことですが、もしそうだとしたら、予測されていたことに対するリスク管理がされていなかったことになります。
日本軍は第二次世界大戦で多くの失敗をしています。本「失敗の本質」に詳細が。
その反省をして、今に生かしていません。
防衛庁の幹部の発言を聞くと、「大丈夫?リスクの専門家ではないの?」と思ってしまうのですが。
やっていることは、ピン紛失した情報を誰が流したか、南スーダンに派遣した自衛隊員の電話制限とか、それよりもっと肝心なことにエネルギーを費やして欲しいと思うのですが。