幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

AV強要、女性「もう消えたい」 支援団体にSOS増加 ”誰かに相談する。一人で悩まない”

2016-12-27 15:16:36 | 社会
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASJDP7S7ZJDPPTFC01Q.html(朝日新聞)
 若い女性がアダルトビデオ(AV)への出演を強要される被害が、あとを絶たない。言葉巧みに誘われて出演の契約書にサインさせられ、断れば違約金を求められ、追い込まれてしまうケースが目立つ。支援団体は「一人で悩まず、すぐに相談を」と呼びかけている。
■寂聴さんら支援へ研修会
 2009年に結成された支援団体「ポルノ被害と性暴力を考える会(PAPS〈パップス〉)」に寄せられた相談件数は、14年に36件、15年62件、16年(11月まで)93件と増えている。深刻な相談を伝えたあと、自殺した女性もいるという。なかには、男性の同性愛者向けのビデオに出演を強要された男性の相談もあるという。
 AV被害の実態を調べようと、警察庁は今年、全国の警察に寄せられた相談件数を初めて集計し、11月に公表した。それによると、6月までの2年半で22件にのぼる。
 被害に苦しむ女性を救おうと、若い女性の支援に取り組む「若草プロジェクト」が今月11日、京都市で研修会を開いた。
 プロジェクトの呼びかけ人代表は、僧侶で作家の瀬戸内寂聴さん(94)と元厚生労働事務次官の村木厚子さん(60)。各地で活動する支援者ら約50人が参加し、PAPSがAV被害の実例を紹介した。
 都内の大学に通う女性は新宿駅で、モデルのスカウトマンと名乗る男に声をかけられた。話を聞くだけならと、写真スタジオに行くと、学生証のコピーをとられた。水着や上半身裸の姿を撮られ、「人気アイドルも通った道だから」とAV出演の契約書にサインさせられた。
 女性は、いったん家に戻り、3日後に電話をし、撮影を断った。すると、「違約金を払え。親や学校に知られてもいいのか」と脅された。さらに「断るなら事務所に来て」と言われ、行くとその場でレイプされ、撮影された。その後も怖くて抵抗できず、何度もAVに出演させられた。女性は相談に来たとき、「死にたい、苦しい」「もう、消えたい」と訴えていたという。

感想
「私は障害者向けのデリヘル嬢」 大森みゆき著 ”障害者も同じ”
「女子大生風俗嬢」中村淳彦著 ”学生の貧困と学業の狭間で”
をブログで紹介しました。
社会的な背景と性風俗の役目との関係が紹介されています。

一方、この記事のように、騙してあるいは強制してAVに出演させていることも後がたたないようです。
振り込め詐欺約393.7億円の被害(2015年)と相変わらず多くの被害が発生しています。
AV強制も含め、一人で考えて行動せずに、誰かに相談することが先ずやることのようです。
最近は、彼が騙して性風俗に彼女を働かせてお金をだまし取ることもあるそうです。
お金が絡むと、”おかしい”と先ずは思うことなのでしょう。



「サイゼリヤ おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ」正垣泰彦著 ”一緒に仕事をしたい”

2016-12-27 15:04:48 | 本の紹介
学生時代、アルバイトばかりしていたが、最後にしたのが飲食店の皿洗い。その時の仲間に「おまえと一緒に働きたいから、ぜひ店を開いてくれ」とおだてられて始めたのが、千葉で開店した「サイゼリヤ」だった。最初の店は、青果店の2階で人目につきにく場所にあった。それでも「お客さんなんて簡単に来るものだ」と高をくくっていたら、これが全く来ない。
深夜まで開ければ集客できるだろうと営業時間を朝4時まで延ばしても、地元のならず者のたまり場になっただけ。しまいには客同士のけんかで石油ストーブが倒れ、店が燃えてしまった。開店からたった7か月後のことだ。
母に「あの場所(火事に遭った店)はお前にとって最高の場所だから、もう一度、同じ場所で頑張りなさい」と言われ、再開するなら違う場所と思っていたが、同じ場所で店を再開することに決めた。お客様が来ないことを立地のせいにしないで、お客様が来てくれるようにひたむきに努力することが最高の経験になると、母は教えてくれた。
メニューの価格を5割引きにした。それでも来ないから最終的には7割引きにまで引き下げた。
すると客数が1日20人から、一挙に600~800人まで増えた。

・みなさんには金儲けとか私利私欲ではなく仲間を幸せにするとか、社会貢献するような目標を持つことを勧めたい。そして、自分が描くビジョンを照れずに言い続けることだ。
・ビジネスとは心を磨く修行の場
・「ありのまま見る」とは、利他の精神を持ち、社会への貢献を前提にするということだ。
・成功体験から学ぼうとする人がいるが、成功とはほとんどの場合、“まぐれ”みたいなものなので、そこから何かを学ぶのは不可能に近い。失敗を繰り返し、その経験から学んでこそ、成功に近づける。
・みんなが、より楽に仕事をできるようにする方法を考える。
・社員の仕事上の能力を左右するのは、知識が2割、経験が7割、経営哲学の理解が1割といったところだと思っている。つまり、能力を一番左右するのは、経験を積ませたかどうか、だ。
・経営者として会社を大きくしたいなら、料理以上に教育への関心が持てなければならない。
・頑張っている人を見たら、ほめてあげるのもよいが、もっと大切なのは従業員を公正に「評価」することだ。
・サイゼリヤでは1年間に店長の5%が降格し、店長の補佐に戻る。そこから店長に再度、昇格する人は昔の仕事の進め方を反省しているから、前とは違って各段に仕事ができるようになる。そのうえ、仕事ができない人たちの気持ちも分かるから指導もうまい。
・人を育てるうえでは大切な前提条件がある。それは「仕事」の内容と、その「評価」、「報酬」、「教育」の4つがリンクしていることだ。
・当社の中で「変わらないこと」は、経営の目的の「お客様に喜んでもらうこと」と「社員に喜んでもらうこと」という2つの考え方だけで、後はすべて変えてきているということだ。

感想
仲間から一緒に仕事をしたいと言われるのですから、きっと友達思いなのでしょう。
会社の方針に、働く仲間に十分な収入を確保したいとの思いも素晴らしいです。

粗利益が70%のA店と50%のB店があると、必ずしもA点が良いとは限らない。
お客様に食材など良いものを提供していないと、いつかお客様が離れていくリスクがあるからだとありました。
そこにはお客様に喜んで欲しいとの気持ちがあり、それを具現化しようとの行動があるのだと思います。

・お客様に喜んでもらう
・働く従業員も喜ぶ
・投資家も喜ぶ
このバランスが大切なのでしょう。
そしてそれが継続につながるのだと思います。