2015年10月時点
高齢化率(65歳以上) 26.7%
2025年 高齢化率 30.3%
これからの社会は「死ぬまで働き続けなければならない社会」かもしれない。
「下流老人」出版後、現在貧困に苦しんでいる方々と、直接話をする機会にも多く恵まれた。
そこで気づいたことは、「老後も働くことで、何とか生活を維持している高齢者が予想以上に多い」ということだ。テーマは「高齢者の労働と貧困」である。
貧困大国化する日本
1)深刻化する「収入の少なさ」
生活保護より少ない収入で暮らす高齢者
65歳以上の年金月額クラス別生活保護受給者数
年金 なし 482,707人
1万円未満 2.7万人(なし含まず)
4万円未満 26万人(なし含まず)
2)深刻化する「貯蓄の少なさ」
3)深刻化する「つながりの希薄さ」
生きたために、働く老後
1)年金だけで暮らせず、80歳近くになっても働く酒井さん
2)50代で会社をリストラさら、コンビニで働く田坂さん
3)親の介護費・医療費を支払うために働く60代後半の野見山さん
4)40歳近い子どもと孫を養うために働く吉岡さん
5)地方に暮らしながら月5万円でせいかつする江藤さん
誰もが陥る「死ぬまで働く」という生き方
1)高齢者が働く理由
・下がり続ける年金受給額
・上がり続ける介護保険料
・上がり続ける生活費
2)「死ぬまで働く高齢者」を生み出す日本の3つの大問題
・一度脱線するとキャリアダウンを余儀なくされる/買い叩かれる高齢者の労働力
・「老々介護」と「介護離職」/子どもの経済的依存
・消滅する地方の家族/“貧困村”が爆発的に増加する?
3)過労によって疲弊していく社会
日本の老後はカネ次第-不気味な顔をみせる格差社会-
下流老人を救うカネはどこにある?
一億総下流化を防ぐ解決策
在職中に「やっておけばよかったこと」と「(実際に)準備していたこと」のギャップ
大きかった項目
・「定年後も生かせる専門的技術の取得」 24.5%
・「公的な資格の取得」 18.9%
・「定年後の生活のための預貯金」 6.8%
・「再就職のため人材銀行などに登録」 6.4%
最低賃金(時給)の国際比較 2013年8月 購買力平価で換算
ドイツ 1,246円
フランス 1,226円
イギリス 1,027円
アメリカ 817円
日本 749円
感想;
将来に備えて準備するのは、個人の責任との考え方があります。
ただ、今の年金制度は個人だけの問題ではないように思います。
できれば30代の時に、自分の年金がいくらかを知り、それが少ないなら、個人年金に入るか貯蓄をするとかの準備をする必要があるように思います。
60歳になって年金を知っても遅いように思います。
ブームになっている年金の本でも、60歳以降も働き続けることとありました。
働き続けられる特技を身に付けることも大きいのでしょう。
高齢化率(65歳以上) 26.7%
2025年 高齢化率 30.3%
これからの社会は「死ぬまで働き続けなければならない社会」かもしれない。
「下流老人」出版後、現在貧困に苦しんでいる方々と、直接話をする機会にも多く恵まれた。
そこで気づいたことは、「老後も働くことで、何とか生活を維持している高齢者が予想以上に多い」ということだ。テーマは「高齢者の労働と貧困」である。
貧困大国化する日本
1)深刻化する「収入の少なさ」
生活保護より少ない収入で暮らす高齢者
65歳以上の年金月額クラス別生活保護受給者数
年金 なし 482,707人
1万円未満 2.7万人(なし含まず)
4万円未満 26万人(なし含まず)
2)深刻化する「貯蓄の少なさ」
3)深刻化する「つながりの希薄さ」
生きたために、働く老後
1)年金だけで暮らせず、80歳近くになっても働く酒井さん
2)50代で会社をリストラさら、コンビニで働く田坂さん
3)親の介護費・医療費を支払うために働く60代後半の野見山さん
4)40歳近い子どもと孫を養うために働く吉岡さん
5)地方に暮らしながら月5万円でせいかつする江藤さん
誰もが陥る「死ぬまで働く」という生き方
1)高齢者が働く理由
・下がり続ける年金受給額
・上がり続ける介護保険料
・上がり続ける生活費
2)「死ぬまで働く高齢者」を生み出す日本の3つの大問題
・一度脱線するとキャリアダウンを余儀なくされる/買い叩かれる高齢者の労働力
・「老々介護」と「介護離職」/子どもの経済的依存
・消滅する地方の家族/“貧困村”が爆発的に増加する?
3)過労によって疲弊していく社会
日本の老後はカネ次第-不気味な顔をみせる格差社会-
下流老人を救うカネはどこにある?
一億総下流化を防ぐ解決策
在職中に「やっておけばよかったこと」と「(実際に)準備していたこと」のギャップ
大きかった項目
・「定年後も生かせる専門的技術の取得」 24.5%
・「公的な資格の取得」 18.9%
・「定年後の生活のための預貯金」 6.8%
・「再就職のため人材銀行などに登録」 6.4%
最低賃金(時給)の国際比較 2013年8月 購買力平価で換算
ドイツ 1,246円
フランス 1,226円
イギリス 1,027円
アメリカ 817円
日本 749円
感想;
将来に備えて準備するのは、個人の責任との考え方があります。
ただ、今の年金制度は個人だけの問題ではないように思います。
できれば30代の時に、自分の年金がいくらかを知り、それが少ないなら、個人年金に入るか貯蓄をするとかの準備をする必要があるように思います。
60歳になって年金を知っても遅いように思います。
ブームになっている年金の本でも、60歳以降も働き続けることとありました。
働き続けられる特技を身に付けることも大きいのでしょう。