幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

阿川佐和子さん「サワコの朝 村治佳織さん」 ”吉永小百合さんと”

2017-08-05 08:18:08 | 生き方/考え方
世界で活躍するギタリスト。爪のケアが欠かせない。瞬間接着剤を薄―く塗って保護している。
世界が認めるクラシックギタリスト。今は日本に住んでいる。
3歳の時、父親からギターを習う。当時11歳でジュニア・ギターコンテスト最優秀賞を受賞。
充実野菜のCMで知られる。2003年イギリスの会社のCMに出演。
舌腫瘍を患った時に、支えてくれたのが吉永小百合さん。いつも一緒にいてくれた。

ギターについて基礎知識。サワコさんも自分のフォークギターを持参。ドナドナを一緒に演奏。弦の材質が違う。クラシックは;ナイロン、太い。フォーク;スチール、細い。
クラシックはピックを使わないので、自分の爪を使う。左手と右手で長さが違う。父がクラシックギターの先生で教わった。歩く時と同じくらいからギターを遊びの感覚で弾いていた。毎日弾いていた。ご飯を食べる感覚でギターを弾いていた。幼稚園の卒園式でギタリストになりたいと言っていた。

ギターを弾いていて悦びは?誕生日会でケーキの前にギターを弾くと皆が拍手して喜びを感じた。
1曲目はスティング「フラジャイル」。一流のギタリストと縁を結んだ曲。一緒にレコーディングした。

ギターを辛いと思うことはなかった。“止めたい”と思う言葉は私の辞書にはない。ご飯を食べることを“止めたい”と思わないのと同じような感覚。プロデビューしてクラシックギターを知らない人が多いことに気付いた。自分が広めていくことが出来れば良いなと思った。

去年出されたアルバム。日本のわらべ歌を。編曲がとてもステキ。お琴みたいに聞こえる(サワコさん)。タンゴみたいに聞こえるのも(サワコさん)。音色の広がりを感じる。ギターに秘められた可能性がギターにあるのを知られていない。楽譜に何が意図して書かれているか。細かい表現を読み取る。それを音色に反映させる。

いろんな病気を。右手が神経麻痺。ある日突然。右手が動かなくなった。演奏会の地方のホテルの朝、歯ブラシが持てない。前向きで、乗り越えられない試練はないと思って。3か月後に復帰できた。
4年前に舌に腫瘍ができた。手術を受けた。起きたことだからそれを受け入れる。流れに任せる。本当は人知れず治療したかったが、演奏会を中止しなければならなかった。良かったのはいつまでに復帰しなければとリミットを付けなかったこと。いつ復帰との気持ちを持たなかったのが良かった。吉永小百合さんのマネージャーが「いのちが大切だというのは当然でしょう」と言われた。吉永小百合さんの朗読の演奏をさせていただいて、少しずつ吉永小百合さんと接する機会が増えた。吉永小百合さんとは20年のお付き合い。この時は吉永小百合さんいなくては復帰はなかった。吉永小百合さんが傍にいてくださった。手術の退院後、別荘に呼ばれたり。吉永小百合さんのご主人から「なりゆきでよいんだよ」とも言って貰えた。

2曲目は、休養前の自分と今の自分をつなぐ曲。「コユンババ」カルロ・ドメニュー作曲。

感想
一つのことを突き詰める。
輝かしく見えていても、実際は様々な困難があります。
神経麻痺、舌腫瘍と大きな不安だったと思います。

ギターを止めたいとの気持ちはなかったとのこと。
それだけ時間とエネルギーを費やして来られたのでしょう。

ギターの秘められた素晴らしさを多くの人に伝えたいとの思いで活動され続けておられます。