幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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長期化に向け、社会経済活動とのバランスを 専門家会議 ”2週間前からわかっていることなのにバランスを欠いた提案を行って混乱を与えた!”

2020-03-10 09:08:18 | 新型コロナウイルス
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200309-00000081-asahi-soci 3/9(月) 朝日新聞

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて政府の専門家会議(座長=脇田隆字・国立感染症研究所長)が9日開かれた。会議後の会見で、国内の感染の流行が長期化する見通しを示したうえで、クラスター(小規模な患者の集団)の早期発見・早期対応や、感染を防ぐための市民の対応の徹底といった基本戦略を強化すべきだとした。

 同会議が「これから1、2週間が瀬戸際」という見解を示してから2週間となるこの日、新たな見解をまとめた。現時点で国内で「爆発的な感染拡大には進んでおらず、一定程度持ちこたえている」との認識を示した。

 一方、知事が緊急事態宣言をした北海道での対策や、安倍晋三首相が相次いで発表した全国的なスポーツ・文化イベントの自粛要請、休校要請などの対策の効果について19日ごろに専門家会議としての判断と対応を公表するとした。脇田座長は「19日ごろには北海道とそれ以外の地域の感染状況が明らかになってくる」と述べた。専門家会議として、それまでは現在の対策の継続を求めた。厚生労働省幹部も9日夜、スポーツ・文化イベントの自粛要請を19日ごろまで延長する意向を示した。

 長期的な見通しについては、世界的流行を完全に封じ込めることはできないとし、国内の流行を抑えられたしても海外から持ち込まれるなど、再流行してもおかしくない状況が続くことが見込まれるとした。舘田一博・日本感染症学会理事長は「インフルエンザのように暖かくなると消えるウイルスではない。数カ月から半年、または年を超えて続ける必要がある」と長期的な対策が必要だとした。一方、対策によって収束に向かえば、比較的感染リスクが低い活動から自粛を解除するなど社会・経済活動の維持と感染拡大防止とのバランスを取っていくことも必要だとした。

 日常生活でクラスター発生のリスクが高くなるのは、(1)換気の悪い密閉空間(2)人が密集(3)近距離での会話や発声――の3条件が同時に重なることだと改めて示した。満員電車は(1)(2)が当てはまるが、(3)はあまりされないものの、場合によっては(3)が重なることがあるとした。通常の野外スポーツでは3条件はそろわないが、着替えやミーティングではそろうことがあると注意を呼びかけた。(姫野直行)

感想
本当に専門家?と疑いたくなります。
新型コロナウイルスは当初から1~2週間の短期戦でなく長期的なものです。
長期的に対応するには、経済活動や社会活動とのバランスが重要になります。
そうしないと新型コロナウイルスに感染する前に、生活苦で困窮を来します。

当初1~2週間で結果を見ると言っていたのが、効果を確認するには19日までと発言されていますが、だったら最初の1~2週間の根拠はなかったことになります。

小中校休校はほとんど効果のない対策で混乱を来しているだけです。
それに3,000億円使うことよりもPCR検査、病院の支援、薬や治療方法の開発につぎ込むべきではないでしょうか。
無駄なことをパーフォーマンスだけでやっているだけです。
海外のマスコミもそれを指摘しています。

御用学者だけを集めて、いかにも専門家会議とされていますが、安倍首相並びに側近と同じレベルなのでしょう。

日本はPCR検査をせずに、感染者数を矮小化していると海外では思われています。
亡くなった人を後で検査したら感染者だったという例が続いています。
いかに検査をしていないかです。
その間に感染者を増やしている可能性が大きいです。
このままだと収束は難しいと思います。
トップのかじ取りががおかしいとおかしくなる典型例を今実践しているようです。
せめてPCR検査がすぐに行えるようにして欲しいです。




「フレディー・マーキュリー 華やかな孤独」リック・スカイ著 中村美夏訳 ”退屈することは病気だと思ってる”

2020-03-10 08:40:04 | 本の紹介
・フレディー自身が数週間かけて完璧に計画した葬儀は、彼の人生と同じく、華麗さと秘密の不思議なブレンドだった。それはまるで異次元の衝突。一つは最先端をいくロック・ミュージック、もう一つは古代から伝わる、フレディーが共に育ったゾロアスター教だ。

・ゾロアスター教(拝火教)は、世界で最も古く特殊な宗教の一つで、紀元前1500年にゾロアスター(ザラツシュトラとも呼ばれる)によって開かれた。現在信者は全世界で12万人しかおらず、そのうち在イギリスは6千人である。その教えによると、人間の一生は二つの神(スペンタ・マイニュ、善と創造の神)と(アングラ・マイニュ、アクト暗黒の神)の葛藤であり、どちらの神と共に生きるかによって、その人間の死後の世界は決定されるという。その死後の正解とは、キリスト教の天国と地獄にあたる。

・彼は幼年時代を二つの牧歌的な離島で過ごした。一つはザンジパール、もう一つはアフリカ東海岸、インド洋沖に位置するペンバ島である。どちらも人間味あふれるフレンドリーな島で、子供達にとっては最高の環境。

・ピアノの方もかなり上達し、グレード5(イギリスのピアノ検定試験。グレード1から8まであい、8のレベルに達するとプロ級)を取得している。
「学校のピアノ・レッスンはすごく楽しかった。でもそもそも母親のおかげなんだ。彼女が絶対に辞めさせまいと心に決めてたからね。最初は彼女のために授業を受けていたようなもんだけど、次第に本当に好きになってしまったんだ」

・アート・スクールでもフレディーはこの素晴らしいギタリスト(ジミ・ヘンドリックス)の絵をたくさん描いていた。特に気に入っていたのは、18世紀のファッションでめかし込んだヘンドリックスの絵だ。んちにインタビューで「最も影響を受けた人は誰か」と訊かれると、フレディーは「ジミ・ヘンドリックスとライザ・ミネリ」という意外な組み合わせを必ずあげている。

・フレディはクイーンの中で最も”有名“なメンバーと言えるだろうが、彼一人がクイーンなのではない。ましてやブライアン、ロジャー、ジョンはバック・バンドではない。一人ひとりがこのバンドの不可欠な要員であり、クイーンは4人が一体となった時初めて効果を発揮する。

・「僕はいつでも、一番“らしく”ないことをやろうとしているんだ。何か違うことをやろうとね。そうでなきゃ、やっている意味ないだろう? 同じことの繰り返しじゃ。昔のレコードをまた配るのと同じさ。ボクはこれまで誰もやらなかったことをやりたいんだ。そうすれば仕事も面白いし、新鮮味を失わないからね」

・「不節制は僕の性格の一部なんだ。退屈することは病気だと思ってる。危険と興奮は不可欠さ。家でテレビばかり見ているような生活は僕のものじゃない。僕はセクシャルな人間だ。いつでもどこでも、やりたい。まあ、昔と違って最近は少し選り好みするようになったけどね」

・「幸せが欲しい。それだけはまだ手に入れてない」

・このパーティーにはすべてが揃っていた。有名人、セックス、そしてスキャンダル。ゲストがクラブのある8階建てのビルの受け付けに到着し、ロンドンのスカイラインが見渡せる最上階までのエレベーターに乗り込むや否や、すでにパーティーは始まっていた。エレベーター・ガールは裸の女性。そのなまめかしい身体は、さながら歩くキャンパスのごとくペイントされている。そして会場に入ると、更に身体を塗った美人が、洒落た身なりのゲストの合間を縫って、ジャンパンや食べ物の給仕をしている。いたるところ半裸の身体だらけだ。
 フレディが催すパーティーは延々と続くのが常だったが、この時も例外ではなかった。そしてこのパーティーの費用は5万ポンド(約千二百万円)。土曜の夜11時に始まり、最期のゲストが立ち去ったのは日曜日の朝5時であった。

・パーティーに付き物のドラッグは、特にコカインがいつでも大判振舞で、飲んで騒ぎたい連中が夜を徹して大騒ぎするには打って付けの環境といえた。
「彼は手が届くものすべてをやってたよ。覚せい剤、鎮静剤、錠剤、粉・・・」

・「僕たちは誰もが知っている曲をプレイしたかったんだ。そのそもこのコンサート(ライブ・エイド)は人類に起こりうる恐ろしい悲劇を発端に企画されたけれど、僕たちはそれを楽しめる時間にしたかったんだ」

・「僕は金持ちであることに罪を感じたことはないし、ライブ・エイドに参加したいと思ったのも、そんな気持ちに基づいているからじゃないんだ。僕が感じたのは、この世界にそんなことが起こっているのだという純然たる悲しみと強いショック、そして自分の無力さかげんだった。このコンサートの意図は、飢餓に関して人々の意識を呼び起こすこと。何が起きているかを把握してもらい、願わくば皆の気持ちに触れて寄付をしてもらうといった、ポジティブな行動を取ってもらいたかったんだ」

・「いくつかのワールド・ツアーよりもリハーサルに時間をかけたよ。だって僕たちのありったけを出し尽くす20分にしたかったからね」

・「僕とメアリーは多分一緒に年を取り、白髪頭になっていくんだ。彼女なしの人生なんて想像できないよ。場合によっては、親しい友達は恋人以上に価値があるからね」。エイズという邪魔者さえ入らなければ、二人は一緒になって年をとっていたはずなのに・・・。

・もう一人、フレディーの人生に女性がいる。胸の豊かなドイツ人女優、離婚歴3回、フレディーがバーバラ・ヴァレンティンを出会ったのは、ロンドンの生活に窮屈を感じ始めた彼がミュンヘンに移住した時だった。二人の出会いは偶然に近い。『ニューヨーク』というゲイ・バーで、二人は瞬間的に惹かれあった。
「彼は基本的にとっても情熱的な人よ。時にはハードで肉体派のゲイを演じるけど、それは本当の彼じゃないわ。本当の彼は良心的で優しくて、ものすごく人間的。そのうえ彼には物事の善悪を見分ける理性があった。彼が助けた人間は数知れなかったわ。彼の中に意地悪な部分なんてちっともなかった」。

・当時のクイーンのアメリカでのノーベル、エレクトラのPRを担当したブリン・ブリデンタール
「とにかく彼はバカな人間は退屈だと決めていたし、退屈させられることが世界一嫌いだったから、バカな相手と付き合おうとしなかったの。人生最大の罪は退屈することだって言われたわ」。
「彼はダイヤモンドのように多面性を持ってたわ。そしてその一つ一つの面は彼の性格の賜物で、あの輝きに不可欠のものだった」。

・11月26日、死後二日経って彼の意思が公表され、残されたメンバーは、クイーンの歴史的ヒット曲”ボヘミアン・ラプソディ“を再発すると発表した。これは亡くなった親友をしのんで発表されると共に、すべての利益は『テレンス・ヒギンズ・トラスト』に寄付されることになった。そしてその数か月後、彼らは新たな約束として、アメリカでの売り上げはマジック・ジョンソン団体へ寄付されると発表した。
人々の反応は素晴らしかった。”ボヘミアン・ラプソディ“は発売されてから六日後ナンバー・ワンに輝いた。

感想
あれだけの素晴らしい作品、エンターテインメントを発揮するには、枠にはまった生き方からは生まれてこないように思いました。
いろいろなことに、新しいことにチャレンジされた人生でした。

人生を大切に生きることを教わったように思いました。
周りの目を気にすることよりも、自分がやりたいことをやる人生。

そんな人生でも”幸せ”を掴むことは難しのでしょう。
というより、フレディーの”幸せ”とはどのようなものだったのでしょう。
「幸せは自分が決める」と言われています。
フレディーはきっと大きなものを求めていたのかもしれません。

https://blog.goo.ne.jp/egaonoresipi/e/33fb29678dda797e20f45588db85a2fb
「新ゾロアスター教史 古代中央アジアのアーリア人・中世ペルシアの神聖帝国・現代インドの神官財閥」青木 健著 ”フレディー・マーキュリーさんの宗教”


https://blog.goo.ne.jp/egaonoresipi/e/2f08864623ce01a2480f62741971aa85
「フレディ・マーキュリー 華麗なるボヘミア・ラプソディ」ピーター・フリーストーン著 ”創作活動は感情的なバランスを失うと輝きを増す”