https://www.msn.com/ja-jp/news/national/萩生田文科相-宴会で「俺は一斉休校には反対だったんだ%ef%bc%81」/ar-BB11e8jp?ocid=spartanntp 週刊ポスト2020年3月27日号 2020/03/16
テーブル席がところ狭しと並ぶ居酒屋の2階で、フロアを貸し切って宴席が繰り広げられている。その中心にいたのは――。
3月7日夜、都内某所。駅前にある焼き鳥チェーン店で、中高年の男性に囲まれ上機嫌に酒を酌み交わしていたのは、つい5日前に始まった「全国小中高校一斉休校」を要請した文科省のトップ、萩生田光一・文科相だった。店に居合わせた客はこう証言する。
「小さめの4人掛けテーブルが並ぶフロアで、60~70代の中高年男性が30人くらい詰まってお酒を飲んで、盛り上がっていました。萩生田さんはビールジョッキ片手に、肩が触れ合うほどの距離で、参加者と談笑していました。飲み屋だし、彼含めマスク姿の人は誰もいませんでした」
焼き鳥店の関係者は、「あの日は建設業の支援者らとの会合だったようです。萩生田さんは狭い通路を通りながら各テーブルを回り、握手しながら挨拶していました」と話した。
前出の居合わせた客によれば、この日、会の途中で挨拶に立った萩生田氏は力を込めてこう語っていたという。
「(全国の小中高を)一斉に休校にするのはやり過ぎだ! 俺は反対だったんだ!」
萩生田氏が「一斉休校」を知らされたのは、発表当日だといわれている。やはり相当に不満が溜まっていたようだ。
この日の萩生田氏は気の知れた支援者を前に愚痴が止まらない。『週刊新潮』(3月5日発売号)で、「カジノ議連」の事務局長だった2018年にマカオを旅行した際の“カジノ接待疑惑”が報じられたことを念頭に置いたのか、こんな発言も。
「週刊誌は買っちゃダメですよ。事務所にコピーはいくらでもありますからね(一同爆笑)。これからも僕の名前が中吊りに出てくると思いますけど、買わないでください!」
会合が始まって約1時間後、赤ら顔でほろ酔い姿の萩生田氏はフラフラと店から出てくると、迎えの車に乗り込んで夜の街に消えていった。店を出た後も、マスクはしていなかった。
この日の宴会について萩生田事務所に聞くと、「当日は地元後援会の参加者有志で食事をしていると連絡があったので、そちらに伺い、挨拶してから頃合いを見て辞去しました」との回答。
教室より人口密度の濃い空間での“濃厚接触”。子供たちに「不要不急の外出は控えて」と呼びかけていた萩生田氏だが、これは“不要不急の外出”ではないのだろうか。
感想;
自分の文科相の首をかけて反対できない。
全て安倍首相の思い付きに従うのが大臣なのでしょうか?
国民のために何が良いかよりも、安倍首相の突然の思い付きが優先してしまったのは、やはり萩生田文科相ご自身も責任があると思います。
一般のお客さんがいるところで、このような発言をされるとは脇が甘いと言われるのではないでしょうか。
「身の丈」発言もあり、ついホンネが出てしまうタイプのようです。
それにしても、文科相も反対だった小中校の一斉休校の犠牲者は親御さん、そして教育の機会を失くした子どもたち、かつ休業補償に数千億円を使うその税金を支払う私たちです。
もう少し税金の使い道を考えて、未来につながるお金にして欲しいものです。
安倍首相になって借金が増えているのに。
未来に希望を残さず、未来に借金と愚痴を残そうとされています。
まあ、それでも安倍首相を支持されている人がいるのですから。
https://mainichi.jp/articles/20191125/ddm/005/070/001000c
税収不足で赤字国債 借金に借金重ねる野放図毎日新聞2019年11月25日
国の借金残高が1000兆円を超す危機的状況なのに、いつまで野放図な財政運営を続けるのだろうか。
今年度の国の税収が、当初想定した62兆円余りから1兆~2兆円も減る見通しとなった。政府は来月編成する補正予算案で穴埋めの赤字国債を追加で発行する方針だ。
今年度の当初予算は100兆円超と税収を大きく上回り、既に多くを借金に頼っている。今回は借金に借金を重ねるものだ。
安倍政権は3年前も、税収が想定を1・7兆円下回ったため、同規模の赤字国債を追加発行した。同様の事態を繰り返すことになる。
日銀の異次元緩和で金利は極めて低い。税収が足りなくなっても借金で賄えば済む。そうした安易な対応がまかり通るのは異常だ。
税収不足の主因は、3年前と同じ法人税収の減少である。米中貿易戦争で中国など海外景気が悪化し、日本からの輸出が振るわず、企業の利益も減った。10月からの消費増税による税収でも補えないという。
米中の対立はもともと長期化が予想されていた。税収も当初から慎重に見積もる必要があったはずだ。
そもそも法人税収は景気に左右されやすい。それでも安倍晋三首相は税収増を当てにして予算を膨張させてきた。痛みを伴う歳出抑制を避けるためだ。赤字国債の追加発行は、甘い税収見通しを続けてきたアベノミクスのつけである。
消費増税の目的は本来、将来への無責任なつけ回しに歯止めをかけることだ。国民に痛みを求める以上、政府は財政再建の道筋を示す必要がある。借金を増やしてしまうと何のための増税か分からなくなる。
さらに懸念されるのは歳出拡大圧力が一段と強まっていることだ。
政府は防災や景気てこ入れを柱とした経済対策を来月取りまとめ、補正予算案と来年度予算案に盛り込む。与党からは10兆円規模の大型対策を求める声が相次いでいる。それでは国債発行がさらに膨らむ。
しかし、政府は「景気は緩やかに回復している」との認識を変えていない。ならば、大がかりな景気対策は不要なはずである。
今回の税収不足ではっきりしたのは歳出抑制の重要性だ。借金をずるずる膨らませるのは許されない。
テーブル席がところ狭しと並ぶ居酒屋の2階で、フロアを貸し切って宴席が繰り広げられている。その中心にいたのは――。
3月7日夜、都内某所。駅前にある焼き鳥チェーン店で、中高年の男性に囲まれ上機嫌に酒を酌み交わしていたのは、つい5日前に始まった「全国小中高校一斉休校」を要請した文科省のトップ、萩生田光一・文科相だった。店に居合わせた客はこう証言する。
「小さめの4人掛けテーブルが並ぶフロアで、60~70代の中高年男性が30人くらい詰まってお酒を飲んで、盛り上がっていました。萩生田さんはビールジョッキ片手に、肩が触れ合うほどの距離で、参加者と談笑していました。飲み屋だし、彼含めマスク姿の人は誰もいませんでした」
焼き鳥店の関係者は、「あの日は建設業の支援者らとの会合だったようです。萩生田さんは狭い通路を通りながら各テーブルを回り、握手しながら挨拶していました」と話した。
前出の居合わせた客によれば、この日、会の途中で挨拶に立った萩生田氏は力を込めてこう語っていたという。
「(全国の小中高を)一斉に休校にするのはやり過ぎだ! 俺は反対だったんだ!」
萩生田氏が「一斉休校」を知らされたのは、発表当日だといわれている。やはり相当に不満が溜まっていたようだ。
この日の萩生田氏は気の知れた支援者を前に愚痴が止まらない。『週刊新潮』(3月5日発売号)で、「カジノ議連」の事務局長だった2018年にマカオを旅行した際の“カジノ接待疑惑”が報じられたことを念頭に置いたのか、こんな発言も。
「週刊誌は買っちゃダメですよ。事務所にコピーはいくらでもありますからね(一同爆笑)。これからも僕の名前が中吊りに出てくると思いますけど、買わないでください!」
会合が始まって約1時間後、赤ら顔でほろ酔い姿の萩生田氏はフラフラと店から出てくると、迎えの車に乗り込んで夜の街に消えていった。店を出た後も、マスクはしていなかった。
この日の宴会について萩生田事務所に聞くと、「当日は地元後援会の参加者有志で食事をしていると連絡があったので、そちらに伺い、挨拶してから頃合いを見て辞去しました」との回答。
教室より人口密度の濃い空間での“濃厚接触”。子供たちに「不要不急の外出は控えて」と呼びかけていた萩生田氏だが、これは“不要不急の外出”ではないのだろうか。
感想;
自分の文科相の首をかけて反対できない。
全て安倍首相の思い付きに従うのが大臣なのでしょうか?
国民のために何が良いかよりも、安倍首相の突然の思い付きが優先してしまったのは、やはり萩生田文科相ご自身も責任があると思います。
一般のお客さんがいるところで、このような発言をされるとは脇が甘いと言われるのではないでしょうか。
「身の丈」発言もあり、ついホンネが出てしまうタイプのようです。
それにしても、文科相も反対だった小中校の一斉休校の犠牲者は親御さん、そして教育の機会を失くした子どもたち、かつ休業補償に数千億円を使うその税金を支払う私たちです。
もう少し税金の使い道を考えて、未来につながるお金にして欲しいものです。
安倍首相になって借金が増えているのに。
未来に希望を残さず、未来に借金と愚痴を残そうとされています。
まあ、それでも安倍首相を支持されている人がいるのですから。
https://mainichi.jp/articles/20191125/ddm/005/070/001000c
税収不足で赤字国債 借金に借金重ねる野放図毎日新聞2019年11月25日
国の借金残高が1000兆円を超す危機的状況なのに、いつまで野放図な財政運営を続けるのだろうか。
今年度の国の税収が、当初想定した62兆円余りから1兆~2兆円も減る見通しとなった。政府は来月編成する補正予算案で穴埋めの赤字国債を追加で発行する方針だ。
今年度の当初予算は100兆円超と税収を大きく上回り、既に多くを借金に頼っている。今回は借金に借金を重ねるものだ。
安倍政権は3年前も、税収が想定を1・7兆円下回ったため、同規模の赤字国債を追加発行した。同様の事態を繰り返すことになる。
日銀の異次元緩和で金利は極めて低い。税収が足りなくなっても借金で賄えば済む。そうした安易な対応がまかり通るのは異常だ。
税収不足の主因は、3年前と同じ法人税収の減少である。米中貿易戦争で中国など海外景気が悪化し、日本からの輸出が振るわず、企業の利益も減った。10月からの消費増税による税収でも補えないという。
米中の対立はもともと長期化が予想されていた。税収も当初から慎重に見積もる必要があったはずだ。
そもそも法人税収は景気に左右されやすい。それでも安倍晋三首相は税収増を当てにして予算を膨張させてきた。痛みを伴う歳出抑制を避けるためだ。赤字国債の追加発行は、甘い税収見通しを続けてきたアベノミクスのつけである。
消費増税の目的は本来、将来への無責任なつけ回しに歯止めをかけることだ。国民に痛みを求める以上、政府は財政再建の道筋を示す必要がある。借金を増やしてしまうと何のための増税か分からなくなる。
さらに懸念されるのは歳出拡大圧力が一段と強まっていることだ。
政府は防災や景気てこ入れを柱とした経済対策を来月取りまとめ、補正予算案と来年度予算案に盛り込む。与党からは10兆円規模の大型対策を求める声が相次いでいる。それでは国債発行がさらに膨らむ。
しかし、政府は「景気は緩やかに回復している」との認識を変えていない。ならば、大がかりな景気対策は不要なはずである。
今回の税収不足ではっきりしたのは歳出抑制の重要性だ。借金をずるずる膨らませるのは許されない。