幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

満持しての安倍首相会見、疑問や不安に響かぬ精神論 ”国民にこれだけ犠牲を強いているのだから、質疑応答に時間をかけるくらいできないのでしょうか?”

2020-03-01 09:22:11 | 社会
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/politics/f-so-tp0-200229-202002290001179.html 2020/02/29 (日刊スポーツ)
安倍晋三首相は2月29日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、初めての国民に向けた会見を開いたが、小中高校などの一斉休校要請に至った唐突な判断の具体的根拠は示さなかった。政治決断への理解や協力を求めただけ。予備費2700億円を活用した経済対策には触れたがとりまとめはこれからだ。多くの国民が目にする土曜夕方に会見を設定した割には、まさかの時間制限付きで、国民の不安と向き合う覚悟は、この日も見えなかった。
  ◇    ◇    ◇
「まだ質問があります」。官邸で始まった会見が30分を超え、事務方が終了を通告した際、指名を求める声が上がった。声の主はフリージャーナリスト江川紹子さん。27日に唐突に表明した休校要請をはじめ、「政治決断」の背景を説明するため、首相は異例の休日会見に臨んだが、予定時間超過を理由に約35分で終了した。

質問は5問で、通常の首相会見の流れと同じ。透明板に文字が映るプロンプターが用意され、書面に時折目を落とした。積極的な説明が求められる中で、守りの姿勢が目立った。

今後1〜2週間が感染拡大か収束かの瀬戸際という、24日の専門家会議の見解を「土台」としたが、その後も全国で感染拡大は続く。首相は「学校で集団感染のような事態は起こしてはならない」と強調し、子どもたちが影響を受けることは「断腸の思い」と述べたが、「判断に時間をかけているいとまはなかった」と強調した。説明の不十分さは認めたものの、教育現場を混乱させたことへの陳謝はなく、「ご理解を」「ご協力を」と繰り返した。
働く保護者が影響を受けることから、新たな助成金制度の創設に触れ「正規、非正規を問わずしっかりケアする」と述べたが、具体的な仕組みには触れなかった。予備費を使った緊急経済対策とりまとめも「10日のうちに」で、見切り発車の実態を露呈した。後手後手批判を受けているが「必要な対策をちゅうちょなく講じてきた」と豪語した。

一斉休校は首相の独断。与党関係者は「ハレーションは予想しただろうに、国民を納得させられる材料が少ない」と話す。発信が足りないと指摘されても応じなかった会見に、追い込まれた首相。「決断した以上、私の責任で万全の対応を取る」と述べたが、国民の不安に響く内容にはほど遠かった。

感染防止策を「戦い」と表現するなど、精神論も目立った。「政府の力だけでこの戦いには勝利できない」と国民全体に協力を求めたが、「必ず乗り越えることができると確信している」と、希望的観測でしか語れなかった首相。「夜日程」が批判される中、前日も作家百田尚樹氏らと会食。この日は会見後、自宅に直行した。【中山知子】

感想
これだけ国民に犠牲を強いているのですから、時間をかけて質疑応答しようという気持ちがないのでしょうか?
質問も事前に用意した差しさわりのない質問だけです。
このようなパーフォーマンスに騙されないようにしないと、結果的に国民が犠牲を強いられるのです。
安倍首相は夜の会食を、自分を批判しない人と会食しています。
百田尚樹氏が珍しく批判的な声をだされたので、会食されたのでしょう。
これ以降、百田尚樹氏は安倍首相を批判されないでしょう。
まさに今どのようなトップを私たちのリーダーに選ぶかが問われているのでしょう。

どなたかが「チンパンジーがバスを運転していたら、とにかく止めるだろ」と言ってた、その通りでしょう。 "次期首相に誰がいるんだ!に対して”

2020-03-01 02:24:08 | 社会
https://twitter.com/Kitsch_Matsuo/status/1233691583997861888

松尾 貴史
@Kitsch_Matsuo
「安倍が辞める辞めないどっちでもいいけど、辞めさせたところで誰にやらせんだって感じ」という内容の呟きがにわかに増殖。
誰がって、安倍氏の息がかかっていなければ誰でも今よりマシだろう。

午後6:52 · 2020年2月29日·Twitter for iPhone

KAZ NAKAGAWA
@kazzbadgroove
返信先:
@Kitsch_Matsuoさん
次期首相候補がもしも安部とひこにゃんとくまもんやったら
ひこにゃんかくまもんで悩むけど
安部はない。

Bandy Wozz
@wozz_bandy
私はつば九郎かドアラかで悩んでます
長いこと高校の先生してました

@kkhrpen
@Kitsch_Matsuoさん,
@MotoBuch1228さん
どなたかが「チンパンジーがバスを運転していたら、とにかく止めるだろ」と言ってた、その通りでしょう。
#安倍やめろ

Ichiro
@matunosen
返信先:
@Kitsch_Matsuoさん
安倍政権に限らず同じ政権が長く続きすぎるのは良くないですね。
長く続けば権力が偏ってしまうのが人間の性です。ましてや今の安倍内閣は酷すぎる。検察の人事にも関与してるのが良くないですね。籠池氏の罪が重すぎる割に佐川元理財局長他の文書改竄が起訴もされず、異常だと言えます。

感想
「ここ1~2週間が重要だ」と発言されています。
そしてイベントの中止・延期を2週間自粛を要請する。
さらにその後小中高の2週間の休校を要請する。

それを受けて多くのイベント中止。
Perfumeの公演は当日ドタキャン。
安倍首相の側近の資金集めパーティは予定通り開催。
安倍首相の会いたい人との会食も予定通り開催。

小中校の休校
子どもたちが映画に行ったらもっとリスクあり。
子どもをみるために病院の看護師が休暇取らないといけないので病院が機能しなくなったとか。

要請を受けて中止する主催者。
要請を受けて休校にする市町村。
側近や安倍首相が中止していないのでなぜ中止するのだろうか?と素直な疑問。
・熱のある人の入場控える(入場時に熱を測定する)
・咳をする人は退席してもらう
・入場時の手の消毒
・入場者は全員マスクをする
・ウイルス除去できる空気清浄機を数十人ごとに設置
・空調は止める(ウイルスが拡散しないように)
・入れなかった人は返金
いろいろな工夫ができるかと。
結局中止している主催者は”忖度”しているのでしょう。
睨まれると後でどうなるか?
市町村だと税金が交付されない。
休校は特に効果がないと多くの専門家があげています。
実際に感染者が出た学校が休校にするのは意味があります。
イベント中止の一方、満員電車や映画館はそのままです。
映画館も死活問題です。
なので中止より対策をする選択肢によるソフトランディングが今取る選択肢ではないでしょうか?

それより、すぐに保険適用と民間活用実施です。
そして先日加藤厚労相が検査数は平均900件/日と発言されていましたが、それを1万件/日まで実績として増やし、
感染者には自宅待機お願い、ひどくなりそうなら早めに病院で治療することではないでしょうか。
そうしないと感染しても発症していない人は満員電車やランチでお店など、場合により映画に行き、ウイルスをまき散らしていることになります。その対策の方が社会への影響は少なく効果が大きいと思います。

https://twitter.com/KamiMasahiro/status/1233669785113825280
上 昌広@KamiMasahiro
中国における人口当たりの感染者数と新型コロナウイルスの致命率の関係を示しています。武漢や海南を除き、基本的に逆相関です。患者が多いところほど、致死率が低い。どこまで軽い患者を診断しているかで致死率が決まることを意味します。日本は致死率が高い。重症者しかPCRをしていないのでしょう https://pic.twitter.com/j6oSuucwcS
https://twitter.com/KamiMasahiro/status/1233669785113825280/photo/1

2週間後、どうするのでしょう?
新型コロナウイルスの潜伏期間は2週間とか。
それを見極めるにはさらに2週間必要です。
イベント再開する理由が出てきません。
さらにイベント中止など続くと日本メチャクチャになります。
そのしわ寄せは国民なんですが。
それでも支持続けるのでしょうか?

「赤めだか」立川談春著 ”立川談志の弟子になって 談志と弟子達”

2020-03-01 01:35:35 | 本の紹介
17歳で高校を中退して天才・立川談志に入門してから真打になるまでのお話です。
「en-taxi」(扶桑社文芸季刊誌)の2005年春号から2007年秋号まで連載されました。
当時のタイトルは「談春のセイシュン」だったが、本になるときに「赤めだか」に変りました。
嵐の二宮和也さんが談春役、ビートたけしさんが談志役でTVドラマ化(2015年)されています。

・立川談志の言葉
「落語はね、この逃げちゃう(弱くて戦いの場にも行けない)奴等が主人公なんだ。人間は寝ちゃいけない状況でも、眠きゃ寝る。酒を飲んじゃいけないと、わかっていてもつい飲んじゃう。夏休みの宿題は計画的にやった方があとで楽だとわかっていても、そうはいかない。夏休みの宿題は計画的にやった方があとで楽だとわかっていても、そうはいかない。八月末になって家族が慌てだす。それを認めてやるのが落語だ。客席にいる周りの大人をよく見てみろ。昼間からこんなところで油を売ってるなんてロクなもんじゃねェヨ。でもな努力して皆偉くなるんなら誰も苦労はしない。努力したけど偉くならないから寄席に来てるんだ。『落語とは人間の業の肯定である』。よく覚えときな。教師なんてほとんどバカなんだから、こんなことは教えねェだろう。嫌なことがあったら、たまには落語を聴きに来いや。あんまり聴きすぎると無気力な大人になっちまうからそれも気をつけな」

・「高校はどうするつもりだ」(談志)
 「辞めます」(談春)
 ・・・
 「君の今もっている情熱は尊いもんなんだ。大人はよく考えろと云うだろうが自分の人生を決断する、それも十七でだ。これは立派だ。断ることは簡単だが、俺もその思いを持って小さんに入門した。小さんは引き受けてくれた。感謝している。経験者だからよくわかるが、君に落語家をあきらめしと俺には云えんのだ。加えて俺には後進を育てる義務がある。自分が育ててもらった以上、僕も弟子を育てにゃならんのですよ。つまり、俺は君に落語家になれとも、なるなとも云えん立場なんだな。わかるね」

・「親はどうした」
 「反対しています。勝手にしろと言われました」
 ・・・
 「新聞配達します。住み込みです。食事も出ます。朝早くですからご迷惑はかけません」
 「決めてきたのか」
 「お許しをいただけたら新聞屋に連絡します」
 「よし、すぐ電話しろ。家の電話を使ってかまわん」
 電話を切って決まりましたと云ったら、談志は叫んだ・
 「弟子にしてやる。よし、いい了見だ。昔はな、新聞配達少年なんて、みんな貧乏人だったんだ。恥ずかしいから隠したもんだ。今はいい時代がだから美談になる。十七で家を出て新聞配達をしながら修行したなんて、売れたあとで自慢になるぞ。黒柳徹子が涙ぐんで、ご苦労なさったのェ、なんてお前に聞くぞ」
 なんで黒柳徹子が出てくるのかよくわからなかったが、談志は上機嫌だ。
「よしんば売れなかったとしてもだ。縄のれんで一杯飲っているときのグチのネタにはなる。心配するな。どっちを選ぶかはお前次第だ」

・「よく芸は盗むものだと云うがあれは嘘だ。盗む方にもキャリアが必要なんだ。最初は俺が教えた通り覚えればいい。盗めるようになりゃ一人前だ。時間がかかるんだ。教える方に論理がないからそういういいかげんなことを云うんだ。いいか、落語を語るのに必要なのはリズムとメロディだ。それが基本だ。ま、それをクリアする自信があるなら今でも盗んでかまわんが、自信あるか?」

・「たとえ前座だってお前はプロだ。観客に勉強させてもらうわけではない。あくまで与える側なんだ。そのくらいのプライドは持て。お辞儀が終わったら、しっかり正面を見据えろ。焦っていきなり話し出すことはない。堂々と見ろ。それができない奴を正面が切れないと云うんだ。正面が切れない芸人になるな。寄席の最後列の真ん中の上、天井の当たりに目線を置け。キョロキョロする必要はない。マクラの間に左、右と見てゆくにはキャリアが必要なんだ。お前はまだその必要はない。大きな声でしゃべれ。加減がわからないのなら怒鳴れ。怒鳴ってもメロディが崩れないように話せれば立派なもんだ。そうなるまで稽古をしろ。俺がしゃべった通りに、そっくりそのまま覚えてこい。物真似でかまわん。それができる奴をとりあえず芸の質が良いと云うんだ」

・「あのなあ、師匠なんてものは、誉めてやるくらいしか弟子にしてやれることはないのかもしれん、と思うことがあるんだ」

・「あのな坊や(談春)、お前は狸を演じようとして芝居をしている。それは間違っていない。正しい考え方なんだ。だが君はメロディで語ることができていない。不完全なんだ。それで動き、しぐさで演じようとすると、わかりやすく云えば芝居をしようとすると、俺が見ると、見るに堪えないものができあがってしまう。型ができていない者が芝居をすると型なしになる。メチャクチャだ。型がしっかりした奴がオリジナリティを押し出せば型破りになれる。どうだ、わかるか? 難しすぎるか。結論を云えば型は稽古不足だ。語りと仕草が不自然でなく一致するように稽古しろ。いいか、俺はお前を否定しているわけではない。進歩は認めてやる。進歩しているからこそ、チェックするポイントが増えるんだ、もう一度、覚えなおしてこい」
現在の自分がこのエピソードを振り返って感じるのは立川談志の凄さは、次の一点に尽きる。
相手の進歩に合わせながら教える。

・「お前に嫉妬とは何かを教えてやる」
「己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです。一緒になって同意してくれる仲間がいればさらに自分は安定する。本来なら相手に並び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。しかし人間はなかなかそれができない、嫉妬している方が楽だからな。芸人なんぞそういう輩の固まりいたいなもんだ。だがそんなことで上京は何も変わらない。よく覚えておけ。現実は正解なんだ。時代が悪いの、世の中がおかしいと云ったところで仕方ない。現実は事実が。そして現状を理解、分析してみろ、そこにはきっと、何故そうなったかという原因があるんだ。現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。その行動を起こせない奴を俺の帰順で馬鹿と云う」

・「談志のところで二ツ目になったということは、他の二ツ目とはモノが違うんだ。それはプライドを持っていい。これからお前たちは世の中へ向かって落語を語り込んでゆくんだ。決して落語だけを愛する観客達の趣味の対象になるんじゃねェ。今後は自分達のために毎日生きろ。まずとりあえずは売れてこい、売れるための手段がわからないと云うならいつでも相談に来い。教えてやる。本当によく頑張った。誉めてやる。二ツ目として認めてやる。おめでとう。乾杯」
立川談志が談春の目の前で、誉めてやる、認めてやる、とまで云ってくれた。本望だ、辞めなくてよかった、心の底から喜びが湧き上がってきた。

・(立川談志が4人の二ツ目の披露会で)何を演るんだろうと観ていたが、根多はなんと、包丁、だった。おそらく根多おろしだろう。六代目圓生師匠の十八番である。若き日の談志が自分の独演会で根多出ししたが、酔って小唄を唄いながら女を口説くシーンがどうしてもできず、圓生師匠に頼み込んで、自分の独演会なのに代演してもらったという伝説をもつ噺。
聴いていて鳥肌が立った。弟子の祝いの会なのだ、手慣れた十八番の根多で観客を爆笑させることなど簡単であろうに、談志はそれをしなかった。落語と向き合ってゆく姿勢、喉の良くない談志が、勿論圓生とは違うアプローチだが、唄っている噺家にとって歌舞音曲の大事さ、それらを全てを談春達に伝えようとしている。ドキュメントを見せてくれる。これが立川談志なのだ。

・(後輩だった志らくに先に真打になられて)
初めてさだまさしに甘ったれたら、見事なまでに跳ねつけられた。
(さだまさしさんから)
「談春、一体自分を何様だと思ってんだ、立川談志は天才だ。俺たちの世界でたとえるなら、作詞作曲、編曲に歌に演奏まで独りでできてしまう。その全て、どれをとっても超一流、あんな凄い芸人が落語というひとつの芸能の中で、五十年の間に一人も三人も出現するわけがないだろう。憧れるのは勝手だがつらいだけだよ。談春は談志にはなれなんだ。でも談春にしかできないことはきっとあるんだ。それを実現するために談志の一部を切り取って、近づき追い詰めることは、恥ずかしいことでも、逃げてもない。談春にしかできないことを、本気で命がけで探してみろ」
「でも談春、もう少しなんとかなりたい。オールマイティに近づきたい」
「あのな、誰でも自分のフィールドに自信なんて持てない。でもそれは甘えなんだ。短所は簡単に直せない。短所に目をつぶっていいんだよ。長所を伸ばすことだけ考えろ。談春の長所がマラソンなら、マラソンで金メダルをとるための練習をすればいいんだ。マラソンと100メートル、両方金メダルはとれないんだよ。マラソンと100メートルではどっちに価値があるかなんてお前の考えることじゃない。お前が死んだあとで誰かが決めてくれるさ。お前、スタートラインに立つ覚悟もないのか」

感想
タイトルの”赤めだか”は立川談志が飼っていた金魚がいくら餌を与えても大きくならないので、赤いめだかだろうと思ったことから、付けられたと思います。

立川談志の弟子達への言葉は、超一流の芸人としての、芸に関して、さらに人生の生き方としての重みを感じました。

談春さん、よくここまで談志さんの言葉を覚えておられたなあと感心しました。
それだけ深く談春さんの心に深く響いたのでしょう。

それにしても談春さんはユニークな人です。
そして書く力も大きいと思いました。
落語は聞かせます。
この本は読ませます。
談志さんの言葉、談春さんの言葉はリズム感がありとても読みやすかったです。
賞を貰ってもよいくらいの内容でした。
お薦めの本です。