幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

一斉休校、新学期から一部解除へ 首相、方針取りまとめ指示 ”ようやく少しはまともな判断が。小中校休校したときと状況は変わらず!”

2020-03-21 13:56:00 | 新型コロナウイルス
https://mainichi.jp/articles/20200320/k00/00m/040/098000c 毎日新聞2020年3月20日
 安倍晋三首相は20日、首相官邸で開いた新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で、全国の小中高校などの一斉休校について「専門家会議の分析・提言を踏まえ、新学期を迎える学校の再開に向けて、具体的な方針を文部科学省で取りまとめてほしい」と指示した。政府は4月の新学期から、一斉休校の要請を一部解除する方針だ。
 萩生田光一文科相は会合終了後、記者団に「来週の早いうちに、(学校)再開に向けたガイドラインを示したい」とも述べた。
 首相は対策本部で、大規模イベントの自粛については「専門家会議から、主催者がリスクを判断して、慎重な対応が求められるとの見解が示された。主催者が判断する場合は、感染拡大の防止に十分留意してほしい」と述べた。【宮原健太、杉直樹】

感想
安倍首相が独断で始めた小中校休校要請。
その時と今では状況は変わっていません。
今はそのときよりも増えています。
かつ世界にも拡大しています。

一斉休校でどれだけの国民の負担、それと休業補償の税金投入、経済の足を引っ張る政策だったか。
根拠データがないのでどれだけの成果があったかもでていません。

この逸話を思い出しました。
https://www.fromhc.com/column/2010/09/post-100.htmlfromHCより
時は鎌倉時代、青砥藤綱という武士が、ある秋の夜、鎌倉の滑川を渡った際に、ちょっとした拍子に、十銭ばかりの小銭を川中に取り落とす。

 藤綱は、人足を集めて三貫文を与えて、落とした小銭を探させる。すると人足の一人が、うまいこと見付け出す。
藤綱、喜ぶことかぎりなく、この男には、別に褒美をとらせて、「これをそのまま捨置かば、国土の重宝朽ちなんこと、ほいなし。三貫文は、世にとどまりて、人のまわり持ち」といって、立去る。人々は、「一文惜しみの百しらず」といって、藤綱の行為を笑う。
 念のため解説しますが、「一文惜しみの百しらず」というのは、落としたお金の千倍くらいの費用をかけて、落としたお金を探す愚をいっているのです。また、藤綱の「これをそのまま捨置かば、国土の重宝朽ちなんこと、ほいなし。三貫文は、世にとどまりて、人のまわり持ち」という発言は、「落としたお金を、そのまま捨て置けば、それだけ国の資産が失われるのだから、不本意である。一方、人足に支払われた三貫文という大金は、世に流通して無駄にはならない」という意味です。
 人足達は、思い掛けない利得に喜んで、酒宴を始める。その席で、小銭を発見した男が、あれは嘘で、本当は自分の手持ちの小銭を見つけたように装って差し出しただけだと、自分の悧巧さを自慢する。それを聞いた一人の人足は、その不正に反対して席を立つ。
 その後、ことの真相は、自然と藤綱の耳に入る。藤綱は、騙した男を見付け出し、厳重に監視を付けて、今度は丸裸にして、探させ続ける。季節は秋から冬に変わって、開始から九十七日目、ついに小銭全てを見付け出す。正論を吐いた人足も探し出されるが、よく調べてみれば、それは武士の出ながら、分けあって民家にいたものであることがわかり、これを機に、再び武士に取り上げられる。

確かに数人の感染者を防いだかもしれません。
しかし、それに投入した税金、国民の負担を考えると、まさに十銭のために三

1貫を銭1000枚として3貫だと3000枚
10銭のために300倍のお金を使ったことになります。

経済のマイナス、税金投入をもっと効果的なものに使った方がよいのです。
そのことを日本のトップだけでなく、自民党、公明党の人々はわかないのでしょうかと思ってしまいます。

イベントも自粛で各自が判断と言いながら、開催すると周りが攻撃しています。
ヨシキさんもコンサート開催したアーティストを協力的でないと攻撃され、それで仕方なく中止に追い込まれました。

新型コロナウイルスは長期戦です。
それに国民が耐えられるように経済的な支えが必須です。
そしてなにより高齢者と持病を持っている人の死亡率を下げること。
効果的な薬を早く見つけることです。

安倍首相の施策を見ていると、”暗闇で鉄砲を撃つ”の例えを思い出してしまいます。
御用学者でない専門家の意見に耳を傾けない。
側近だけで決め、反対意見を聴こうとされない。
これらが唯我独尊の施策を突然の思い付きで国民に強いているのではないでしょうか?
こんな政治がこれからも続くのでしょうか?

阿川佐和子さん「サワコの朝 角田光代さん」 "おじいちゃん編集者のアドバイス『希望がない』”

2020-03-21 11:57:57 | 生き方/考え方
サワコさんと飲み友達。13の文学賞を貰っている。なかなかTVに出てもらえない。
1967年生まれ。23歳でデビュー。2005年直木賞受賞。

直木賞の選考委員になった。候補作を5冊読む。好きで読むのと違ってちゃんと読まないといけない。辛い。2回/年。
「対岸の彼女」で直木賞。
・共感したかな
・読みやすい、共感するので読みやすい
・きれいごとでないところを書いている
・心に入り込んでいて辛いところがある。別の自分を見ているようで。
街で声かけて読んでくれているんですね。
角田さんの作品は裏がある。人間一人の二面性を齟齬なく書いているところがすごいな(サワコ)。
女子高出身。私自身がある。すごくネガティブ。悪いところを見ようとする自分がある。それを書こうとしている。

1曲目 RCサクセッション「多摩蘭坂」 忌野清志郎作詞作曲
友だちからチケット貰って日比谷音楽堂に行って、この人だ、この人のような表現者になりたい。
お月さんの皆が持っているイメージを壊して新しいお月さんを見せる
今聞いても素晴らしい。19歳で小説を書き始めたときだった。
3月生まれだったので同学年だったので、皆が出来ることが私だけができない。その気持ちが今も残っている。トイレに行きたいと言えなくて漏らしていた。保育園で替えのパンツが「あなたのためにだけあるようなもの」と言われて。手で血を流しても先生に言えなかった。絵本だけは読んでいた。しゃべる相手がいなかったので、本を読んでいた。何かをしていると思われる。
作家になえいたいと思ったのは小学校2年生だった。
作家だから国語だけやっていればよいと思って、他の勉強をしなかった。小学校5年生のときは他の教科は分からなくなっていた。

何が苦しい。新作書いても専門家によくないと。たくさん書いてあるが、言っていることは、「作家はバカだ」と。いちばんどよんとした時は3か月書くのを辞めた。
16時に買い物行き、料理造って2時3時まで飲み続けた。そしてまた起きて16時に買い物行き。
レシピから料理ができるようになった。3か月で飽きた。自他楽な生活に飽きて。小説を書き始めた。その時の作品はどれかわかんない。スタジオに賞を貰った作品を見ながら。
「空中庭園」隠し事しないと言いながら秘密を持っていた。
おじいちゃんの編集者から「あなたが書くには暗い。厭世的だと。その後に希望を書かないとだめだよ。すべての小説には希望が書かれている」。
おじいちゃんが言っていることがわからなかった。
久世光彦さんが書評を書いてくれた。「家族を暴いている。だったらなんなんだと」
それを読んで、おじいちゃんが言っていたことがわかった。
世の中がどんな酷くても、明るいことを書いてもよいと、日記に書いた。
それが「対岸の彼女」

源氏物語を5年かけて訳を書いた。
面白かった。5年間費やすのも覚悟がいる。
編集部も3年で終わらしてくれと言われていた。
紫式部の表現が千年たっても色あせない。女三宮が浮気をして源氏にいつ見つかるか不安。それを空が睨んでいると。
多くの女が出てくるが、この女性が好き嫌いがあったのだと。観察眼があり意地悪な人だったなと。

5年間小説を書こうと思っている。どう書いたのかをわからなくなっている。起承転結を書いている。仕事は5時まで。当時お付き合いしていた人が会社勤めだったので、それに合わせていた。そのサイクルだけが自分に合っている。朝だけはフレックス。

2曲目 フラワーカンパニーズ「いましか」
50歳のバンドで応援している。腰が悪いので座って聞いている。時々立って顔を見るようにしている。

いい歌ですね。心の叫びですよね。
阿川さんすてきですね。
いつも心の中で違うことを考えて(サワコ)

感想
作家とは自分の思いを表現しているので、他からのアドバイスはあまり受けないのかと思っていました。

ダメだしされたり、アドバイス受けたりしながら作家も成長していくのでしょう。
作家を育てるのも編集者の醍醐味なのかもしれません。
作家が人気が出るには、それがわかる編集者である必要があるのでしょう。