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検査人数の限界か 東京感染者数〝ピークアウト説〟の真相は? ”感染者数だけでなく、陽性率も併せて確認が必要!”

2021-08-13 15:35:35 | 新型コロナウイルス
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ff12b8ca94b6d58050b42234a06c9f0dbe8a511 8/13(金) 11:30 東スポWeb

 ピークアウトかそれとも…。東京都が12日に発表した新型コロナウイルスの新規感染者数は過去2番目となる4989人。全国では大阪府の1654人、福岡県の1040人など20府県で過去最多を記録し、国内全体では新たに1万8889人が確認されたという。東京都が突出して多いわけだが、一部では検査のキャパシティーに限界が来ているともささやかれている。ピークアウトはいつになるのか。

 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は12日に提言を公表。26日までの2週間で集中的に対策を強化し、東京都の人出を昼夜問わず緊急事態宣言直前の7月前半に比べて5割減らす必要があるなどと訴えた。分科会の尾身茂会長は記者会見で「このままでは救える命が救えない状態になり、それは少しずつ始まりつつある」と述べ、災害医療であると捉えるべしとした。

 一方、東京都のモニタリング会議では専門家が「制御不能で災害レベルの非常事態だ」と現状を分析。医療提供体制が「深刻な機能不全に陥っている」とした。感染者が増えており、自宅療養者は12日時点で2万726人となっている。

 12日には60代男性が2回のワクチン接種が終わった後に陽性となる「ブレークスルー感染」で死亡したことが判明。11日には自宅療養中の30代男性が死亡したことも分かっており、人ごとではない状況となっている。

 全国的に過去最多となる地域が多い中、東京都は5000人を超えなかったことで、ピークアウトを指摘する声も出てきている。5000人超は8月5日以降はない。つまり、“山は越えた”ということだが、本当だろうか。

「いえ、ピークアウトはしていません」と話すのは「都民ファーストの会」所属の尾島紘平東京都議だ。

「都の福祉保健局に問い合わせたところ、実際に回せている1日の検査数は約2万6000件とのことでした。本来なら1日最大7万件、緊急時なら約10万件なのですが、どこかがボトルネックになっているのでしょう」

 都の新型コロナウイルス感染症対策サイトによると、12日更新の陽性率は22・8%。「1日の検査数約2万6000件が限界で、陽性率を約20%とするならば、感染者数は約5000人で頭打ちになるのです。分科会は新規感染者数が1万人もあり得ると話していましたが、検査すればそれくらいになるのかもしれません」(尾島氏)

 ピークアウト説が出たのは3連休があったので、検査数や感染者数が減り、そう見えた可能性がある。「連休にはよくあること。発熱相談件数は減っていないし、陽性率は上がっている。これからは陽性率に注目です。ちなみにWHO(世界保健機関)が適正としている陽性率は5%。つまり陽性率が2ケタというのは、検査が追いついていないということになります」(同)

 意図的に新規感染者数を5000人前後に調整しているわけではなく、検査数が足りないというわけだ。検査数が追いつかない理由は人手不足にありそうだ。「保健所ではもう濃厚接触者を追い切れていません。本当なら原因までたどっていきたいのですが、人員が足りないのです。もちろん都としては増やしていても、限界があります。積極的疫学調査には保健師が必要ですが、資格がいるのです」(同)

 結局、国民にできることといったら手洗い、うがいにマスク着用、そして外出や移動の自粛しかない。「申し訳ないが自己防衛をお願いしたい。ワクチン接種のスピードを考えると、少なくとも年内は気を付けたい」と尾島氏。

 感染者数はもう実態を表していないかもしれない。陽性率が下がるかどうかを注目しよう。

感想
陽性率が20%を超えているのは、検査が追い付いていない状況です。
陽性率は日々東京都も報告していないようです。
数日の平均値です。

”山よりでっかい猪は出ん”
つまり、検査数より多い感染者数はでないということです。

PCR検査を絞っていますので、実際は10倍は感染者がいると思った方が実態にちかいのかもしれません。
こんなことやっているから、感染者減らないのですが。
やることやらずに、自助を言う、小池都知事と菅首相、自分の役目放棄です。
困ったものです。

「心の病なんかない」大野 裕著 ”うつ病なども脳の機能的な病気”

2021-08-13 01:38:00 | 本の紹介
・成果を上げるため一生懸命がんばる「仕事中心型」の人は、少しぐらい人関係の摩擦があっても耐えられるが、仕事で成果が上がらないとつらくなる。
一方、いろいろな人と親しくつきあうことでエネルギーを得ている「人間中心型」の人は、仕事があまりはかどらなくても大丈夫だが、人間関係がうまくいかなくなると落ち込みやすくなる。

・ブレーブ・トークとは「勇気を持って言ってみる」という意味だ。

・ストレスを強く感じていた人ほど風邪にかかる割合が高く、それらがきれいな比例関係にあることがわかった。風邪にかかったことを示す免疫の抗体の値も、ストレスの程度に比例して上昇していた。精神的な藩王と身体的な反応が免疫の働きを介して同時に起きていることを示す重要な成果だった。

・「受動攻撃性」
相手が強い態度をとると、一般に人間はそれに従属するような気弱な態度をとるようになる。不満を言うことも反論することもできないと考えると、仕事に気持ちが入らなくなり、職場や家庭にいろいろな問題が起きる。

・うつ病の注意信号
1) 毎日の生活にハリが感じられない
2) これまで楽しんでやれていたことが楽しめなくなっている
3) 以前は楽にできていたことがおっくうに感じられる
4) 自分が役に立つ人間だと思われない
5) わけもなく疲れたような感じがする

・「午前三時症候群」
早く目が覚めてしまう状態。
朝早く目が覚めたからといって、そのまますっきり起き上がれるわけではないし、眠ろうとしても眠れるわけではない。体も心もずっしり重くて起き上がることができない。布団の中でいやなことやつらいことをいろいろ思い出して、くよくよ思い悩む。これがうつ病の典型的な症状のひとつである。

・拉致体験をした人の前向きな姿勢に励まされるというのだ。それほどに大変な思いをして、それでも前向きに取り組んでいる人たちがいることを知って、その患者さんはずいぶん力づけられたと言う。

・「医者が末期がん患者になってわかったこと」岩田隆信著

・体と心の相互作用は更年期に特に重要だ。
自分のこれからの生き方を考える時期

・精神疾患にかかっている人は、けっして心まで病んでいるわけではないと、つい言いたくなる。心が病んでいるのはむしろ、平然と今のストレス社会を生きていける人のほうではないかと考えもする。

・私のところを受信する患者さんはたしかに心から悩んでいる。しかし、だからといって心が病んでいるわけではない。私は、精神疾患は「脳」の問題であると考えている。脳の神経が変調を起こしているという意味である。

・病名は記号
記号というと極端だが、要するに精神科の病名というのは何かはっきいりした原因がわかっていて、その原因に基づいて名づけられているものではないという意味である。

・不安やうつがあっても、楽しく生きられる。そのためには、自分らしさを大切にしながら、気持ちが通じ合う人間関係を持てるようにすることが大切だ。精神治療は症状を改善するだけでなく、この点でも治療的な力を持つのだと思う。

・ノーベル賞を受賞し田中耕一さんは、インタビューで、「実験に失敗したとっこそ、もう一度その実験の過程をやり直してみる」と話していた。失敗したという現実からもう一度問題点を洗い出し、失敗を新しい実験に生かそうとしてのこと。「これがダメならほかに方法がないか」「失敗の中に生かせるものはないか」などと考える柔軟な発想がそこにはあるのだと思う。
失敗してマイナス思考になったときに大切なのは、無理にプラス思考に変えることではない。精神的に参っているときにプラス思考に変えようとしても、簡単にできるものではない。もう一度現実に目を向けて、どのような問題を解決する必要があるのかと考えてみる柔軟性が大切なのだ。

感想
タイトルだけ見ると、えっと思います。
心が病んでいるから精神疾患になっているのではと。
著者は精神疾患は脳の機能に問題を起こしていると考えています。

脳はデリケートです。
好きな人と一緒に居たり、スキンシップで幸せホルモンのオキシトシンが出て、幸せな気持ちにしてくれます。それがうつになるのを防いでいたりします。
オキシトシンが脳に良い作用を果たしているのだと思います。
一方、ストレスが強まり、落ち込んだりするとセロトニンの分泌が減り、それでうつ病を発症したりします。
セロトニンの分泌を増やすのを薬で行うか、考え方(例えば認知療法)で行うかです。

精神疾患があっても、楽しく生きる方法があると思います。
楽しくまではなかなかいきませんが、何とかやれる方法があると思います。
そこには自分だけを見つめるのではなく、誰かのために何かのために行うことがあると、生きるエネルギーが湧いてきます。

ヴィクトール・フランクルがナチ下のユダヤ人の若者が仕事もなくうつ病になる人が増えました。
そこでその若者に、老人施設で老人のためのボランティアを勧めました。
そうするとうつ病の症状が良くなった人が増えたそうです。
それがヒントで、ロゴセラピーを創出しました。

守りたい人がいると、人はエネルギーを発揮します。
愛されていることを実感できていると自信を持って行動できます。

眠れない、不安が大きいなどの時は薬も必要です。
しかし、薬だけでは症状が改善しますが、よく生きるエネルギーにはなりません。
まさに人生何のために生きるか、生きる価値があるのかに突き当たるのです。
生きる意味を見いだしている人は、逆にストレスや困難にも耐える力が高いように思います。

ロゴセラピーについて関心のある方は下記のサイトを見ていただけると嬉しいです。
-ロゴセラピー(ヴィクトール・フランクル「夜と霧」)-