幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

本「生きがいについて」 神谷美恵子著

2014-01-16 01:53:11 | ブログ

 彼女は精神科医としてハンセン氏病の患者さんの精神面の治療にあたります。 

ハンセン氏病は隔離政策が取られていました。衣食住は提供されているのですが、そこにいる人々が生きる希望を失っているのを感じました。

そこで学んだことは、「人は何か誰かの役に立っているという自覚が得られないと、意欲を持って生きることは難しい」ということでした。

この本は推薦します。神谷美恵子さんの人生も山あり谷ありでした

フロイトが患者さんから「私の悩みは治るでしょうか?」と尋ねられ、フロイトが「あなたの今のくだらない悩みは解決しますが、人生何のため生きるかという大きな悩みに苦しむでしょう」と答えた逸話を思い出しました。

人は自分の幸せを追求しますが、自分だけの幸せを追求していると、深い幸せは得られないと言われています。一人で美味しいものを食べるより、誰かと一緒に食事する幸せなのではないでしょうか。

 


ライフリンク 清水康之氏のお話 若者の自殺

2014-01-15 00:38:47 | ブログ

ライフリンク 清水康之氏の講演を聞く機会がありました。

 2012年度の自殺者が15年目でようやく3万人を下回り、27,766人になった。2013年度もさらに減っている。3万人は東京マラソンの参加者数。一か所でビデオを撮影したが、3万人が走り去るには20分かかった。自殺で亡くなった人にそれぞれのかけがいのない人生があった。家族があり、友人があり、故郷があった。

 1998年の自殺者を100とすると落ちているのは中高年、増えたり減ったりが10代、少し上がっているのは30代。一番増えているのは20代。20代前半の死亡原因は自殺が48%、20代後半の死亡原因は自殺が46%。諸外国と比較してもこの若者の自殺は異常な状態である。

 就活失敗で150人が自殺している。何故就活失敗で自殺するのかわからなかったので、ライフリンクに来ていた若者に尋ねた。4人とも理解できると。「」が若者の意見です。

「周りの目に怯えながら生きて来た。周りに認められるようにしてきた。学校の先生の目もある。意欲があるのを演じてでもやってきた。先生の評価にも怯えて来た。学校の評価、親の評価に怯えながら生きて来た。やっと大学に入りほっとした。しかし、直ぐに就活が始まる。就活の面接で、あなたの夢は、あなたが将来やりたいことは?と、初めて“あなた”と問われた。それまでは周りにいかに受け入れて貰えるかを考えて生きて行きた。

 夢なんかよりも今までそう生きて来た。面接で何を答えれば採用側は評価してくれるだろうかを考えている」。

 若者の労働者の1/3は不正規採用である。就活で100社回るのは普通。100社からあなたは要らないと。これまで周りの目を気にして生きて来たのに、就活する時にあなたは要らないと初めて経験する。

 自殺する若者は、死にたくて死んでいるのではない。人生がこんな社会ならバカらしくて生きて行こうと思わない。昨日より明日、明日より明後日よくなるとの気持ちでなく、今日よりも明日悪くなる、未来が持てないように感じる。生きて行く気力がわかない。またひどい仕打ちが待つだけ。死にたいよりも消えたい、消して欲しいとの思いがある。

 就活自殺の背景に迫るつもりで、就活調査のアンケートの名目で行った。 学生より3月より、6月の方が深刻になる。実際の就活試験は4月から。3月は横一戦。6月は内定貰える人と貰えない人での格差が生じるので、7月にアンケートを行った。

 アンケート調査結果

 希死念慮 本気で死にたい、消えたいと就活を始めてから考えたことがあるか?   ある(21%;25人)   ない(79%) 

お祈りメールやサイレントなどの企業の不誠実な対応がある。 

お祈りメールは不採用メール;今後の就職活動をお祈りしております。今後のご活躍をお祈り申し上げます。なお選考結果に関するお問い合わせには一切答えできません。選考結果は一切受けられません。

サイレントメールは不採用の結果も届かない。期限を切って10日以内に次に進む場合はメールが。期限も切らない場合も。企業の言い分は、少しだけでも繋げておきたいとの理由もある。学生側はまだ企業の就活のレールに乗っているのかがわからない。

就活中は面接を受けた会社からいつ連絡があるかわからないので、急行に乗らずに各駅に乗る。お風呂に入る時にジップマックに携帯電話を入れている学生もいる。

学歴フィルターがまだある。大学によって選考プロセスが異なる。企業のイメージが悪くなるので学歴不問としているが。

高校時代の友人と二人が一緒に喫茶店でPCから同じ会社の採用に申し込もうとしたら、有名な国立の友達は申し込めた。もう一人はもう一杯で申し込めなかった。

万能策はないが、上手く行かない時にどうするかのライフスキルを身に付けさせることが重要である。援助の求め方を、学校にいる時に学ぶ機会を設ける必要がある。生活が苦しく借金、死にたい気持ちがなくならない、そんな時にどうしたらよいかを伝えていない。

弁護士、精神科医にこういう支援があると説明して貰う。その時に聞いてもなかなか残らないかもしれない。しかし、いざと言う時に助けを求めればよいのだというイメージが残ればよい。

困っても何か道がある。誰かに助けを求めることは恥ずかしくない。そう思うことができるように教育で伝えて行かなければならない。

それと若者の責任にするのではなく、社会が若者を支える仕組みを作っていくことである。 支え合っている団体が繋がりを持って対応していくこともさらに求められる。

先ずは、現実を知ることから始まるように思います。知ると何かの機会に何か協力することもできます。若者を支えるNPOのホームページなども見ることも支援するきっかけになって行くかもしれません。


葉祥明さんの講演会 絵と言葉の力

2014-01-14 11:23:22 | ブログ

葉祥明さんのオフィシャルサイト

http://www.yohshomei.com/

多分、お名前はご存知なくても絵は見たことがある方が多いのではと思います。昨日講演会を行いました。講演は絵を紹介しながらお話を1時間ほどされ、その後お話を、そして質疑応答でした。

絵と言葉から、”静けさと安らぎ”を感じて貰う。北鎌倉から歩いて10分ほどのところに洋風館の葉祥明美術館があります。そこでは”静けさと安らぎ”を感じて貰えるようにされているそうです。休むためのソファーが置いてあり、そこに自由帳に好きなことが書けるようになっています。開館時間中はどれだけでもいることができます。

ある人が嫌なことがあって家を飛び出し葉祥明美術館を訪ねたそうです。そこでずっと過ごしていると気持ちが楽になり、今度は家族と来ますと書き込みがありましたと紹介されていました。

質疑応答で、17年前に葉祥明美術館を訪問しました。この講演会でまたお顔を見ることができて良かったですと。絵を3枚家の中に貼って毎日眺めている方もいらっしゃいました。知的障害の子どもを持ちがら、葉祥明のさんの絵と言葉に生きる力をいただいていますと。

勇気を持って生きて行って欲しいと皆さんに伝えられていました。

微笑みが人を癒す。優しい言葉が人を救うと話されていました。笑顔と愛語は仏教の七施の一つですが、意識して自分からも発して生きたいと思いました。


U2plus -みんなで、うつ症状の予防/回復/再発防止をサポート-

2014-01-13 06:46:17 | ブログ

U2plus -みんなで、うつ症状の予防/回復/再発防止をサポート-

悩みを抱える人が書き込む掲示板だそうです。管理者の 東藤恭宏氏はIT業界に働いていましたが、うつ病になり辛い体験をされました。その体験を生かし、皆が書き込まれたことに対し、いいね、すごいなどと励ましあいながら応援しあうことで支えあっています。U2plusのプログラムは、科学的に効果が実証された心理療法のひとつ「認知行動療法」をもとにつくられたとのことです。

http://u2plus.jp/

このサービス(ライトプランとスタンダードプラン)の利用者に無記名でアンケートを依頼された結果です(ホームページより引用)。

有効回答率:49%

合計すると、94%のユーザーが効果を感じている。

  • 「効果があると感じる」が29%。
  • 「どちらかと言えば効果があると感じる」が64%

うつ病になるとなかなか周りの理解が得られないことで苦しむこともあります。家族の理解が得られない。職場の上司/同僚の理解が得られない。本人は精一杯やっているのですが、周りからの目は怠けているように映っている。友達に連絡しても、何度もになるとだんだん遠ざかってしまうなど、孤独感を感じます。このサイトは仲間で支えあう仕組みです。管理者が新しいビジネスモデルを提案して認められ活動資金の援助を受けて始めました。

誰かに話を聴いて貰うことは悩みを抱えている人に必要です。メールで悩みを相談する効果には、自分の気持ちを書くこと、返事を待つことなどがよいようです。このサイトは仲間がいることを実感できることのように思いました。人は人間関係で悩みますが、その悩みを和らげてくれるのも結局は人のように思います。


料理教室 カニのロールコロッケ+クレープのオレンジ煮

2014-01-12 00:08:09 | ブログ

カニのロールコロッケとクレープのオレンジ煮を作りました。

お料理の写真は、下記のホームページのお料理の3つ目です。

http://www7.ocn.ne.jp/~inorihi5/kitchn.html

カニのロールコロッケははんぺんを半分に切り、その半分を薄切りにして4枚にしました。ですので一つのはんぺんから薄いのが8枚できます。それでカニコロッケを包み、小麦粉、卵、パン粉を付け揚げました。カニクリームコロッケをはんぺんで巻くのが小川軒のカニクリームコロッケだそうです。

クレープのオレンジ煮はクレープをオレンジ+レモン+砂糖+バターを溶かしたもので味を染み込ませます。残った汁にオレンジ汁とバターを加え煮詰めます。洋酒(グランマニエ)を加え、火を入れアルコールを燃やして飛ばしシロップにします。オレンジ汁を取った後のオレンジはマーマレードにして、パンに付けていただきました。

料理教室は男性と女性が半々です。小学校3年生のお孫さんも一緒にお料理を作っています。小さい時からお料理を手伝っていると自然と身に付きます。

大学の下宿に私と同じ新一年生が2人いました。実家から梨を送って来たので一緒に食べました。一人はそのまま丸かじり、もう一人は梨の皮を鉛筆削りのように皮を削っていました。鉛筆削り風に皮を削っていた人に、「包丁使ったことないの?」と尋ねたら、「使ったことがない」とのことでした。母親が全てやってくれていたとのことでした

鉛筆をナイフで削ることはなくなりました。ナイフを持っていると怪我をして危ないとの理由もあったようです。確かに、ナイフや包丁を使うと最初の内は怪我をしたりします。この怪我をしながら覚えていったのですが。

親は子供が失敗しないように先回りしていろいろやってしまいがちです。失敗するからこそ、学ぶことが多いのだと思います。親は子供が失敗をするのを防ぐのではなく、失敗しながら学ぶのを見守るのが親の役目だと言っている人もいます。失敗を恐れない気持ちを子供が持つことが教育の一つなのかもしれません。仕事でも失敗を恐れずに、失敗したらそこから次を考えてやることだと常に言い聞かせながらやって行きたいと思います。