幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

自分を眺める 自分と距離を置くと見えなかったものが見えて来る

2014-01-21 00:18:48 | ブログ

ハローワークの就職支援セミナーに参加してきました。

会場に20分前に着いたのですが、20人が廊下で待っていました。30分前には会場に入れるとの案内でした。担当者は10分前に来ました。何か交通でトラブルがあったのでしょうか?

カギを開けようとされたのですが、気持ちが焦っていたのか、開けるのに1分ほどかかってしまいました。教室は学校形式になっていません。机の並べ替えと受付が必要です。参加者は35人ほどです。何もおっしゃらずに、資料をテーブルに置かれ、机をお一人で並べ替えを始めました。

とても開始時間に間に合いません。皆さん不満を持ちながらも黙っていました。そこで、私は担当の方にお願いしました。「学校形式ですか?前はどちらですか?机の並べ替えは私たちが行いますので、受付をしていただけませんか?」

皆さんが手伝ってくださり、開始予定時刻の3分前には講義が始められるようになりました。

担当の方はきっと真面目な方なのだと思います。しまった、遅くなってしまったとの思いで、お一人で何とかしようと一生懸命だったのだと思います。気が焦って状況を把握できなかったのだと思います。「大変申し訳ございません。交通事情で遅くなってしまいました(嘘も方便で)。私は受付を行います。学校形式で講義を行いますので、机の並べ替えのお手伝いをお願いできませんか?よろしくお願いします。」と話されたらよかったと思います。

自分を客観的に見ることが大切と言われています。今自分がどういう気持ちでいるか、興奮しているのか、がっかりしているのか、嬉しいのか、悲しいのかなどなど。そうすると少し冷静になれるように思います。臨死体験で上から自分が死んでいて周りが悲しんでいる様子を眺めていたと報告されている方が多くいらっしゃいます。

将棋や囲碁では、大局観が重要と言われています。戦いは局地的に起きています。そこだけを見ていると、局地戦では勝っても勝負に負けてしまいます。今、何が重要で今何を優先しなければならないか、全体の中でその局地戦はどのような役割を担っているかを把握する必要があります。

「夜と霧」の著者フランクルが始めたロゴセラピーでは、自己超越化という考えがあります。自分から距離をあける。そうすると自分の置かれている状況も冷静に見ることができる。離れた距離から問題をどうしたらよいかを見ることが出来る。自分は今痛みを持っていても、自分は痛みそのものではない。自分はその痛みと距離を保つことができる。①痛みに耐えるか、②痛みから逃げるか、③何か痛みの解決方法を探すかを冷静に考え選択する自由がある。」

 


九州に通販が多い理由 努力を積み重ね

2014-01-20 00:45:44 | ブログ

TVで九州に通販が多い理由を紹介していました。

新幹線が博多まで通じたことで、ふくやの辛子明太子をお土産に買って帰って食べたら美味しいので電話で注文が増えたそうです。そのため、それに応えていく中で通信販売の仕組みを築き上げたそうです。それを九州の他の会社に無料で見学を受け入れたそうです。

それで、やずや、皇潤、キューサイ、ジャパネットタカタ、再春館製薬などがあります。

再春館製薬はテニスコート10面が入るような1フローアに社長のイスからコールセンターから全てが一緒になっていました。

コールセンターでは、TVのCMが入るとどんどん申し込みの電話が入ります。指令センターのような方がいて、今どれだけ電話がかかって来ているか、どれだけオペレーターの空きがあるかを画面で見ています。電話がオペレーターの数を超えると判断した時、オペレーターにお客様に折り返し電話すると伝える対応をするように切り替えます。

電話が減ってくると、先ほど待って貰ったお客様に次から次へと電話をかけます。その指示をするのも指令センターのお一人の方です。

TVの撮影なのか、普段の姿なのかわかりませんが、社員の方がイキイキと仕事をされていました。仕事は人によって決まります。その人が目的を持ってイキイキと仕事をしていることほど強いことはないと思いました。

好きな言葉は、”人が創る品質”です。そのためには、人の質を高めることです。どれだけ自分の質を高めることをしているか、その努力をしている人が多い企業が力のある企業なのだと思います。


「風になる-自閉症の僕が生きていく風景」 東田直樹著

2014-01-19 01:21:35 | ブログ

著者の東田直樹さんは重度の自閉症のため、頭にうかんだことばを覚えていることが難しく、通常の会話ができないそうです。

そこで、手作りの紙の文字盤を指差しながら、
一音、一音、発し、一かたまりのことばとして発語します。
「今日は、僕のついに出ることになった本の記者会見の会場に来てくださり、ありがとうございます。
この本を書いたのは、自閉症の人たちは特別な存在ではなく、みんなと同じように悩み、苦しみ、そして喜んでいたり、楽しんでいたりしていることをわかってもらいたかったのです。
自閉症の説明をしていると思われるかもしれませんが、どちらかというと、僕の価値観を表現したものです。
どうか多くの方に読んでもらいたいです。どうぞよろしくお願いします。おわり」
筆談を経てたどり着いたこの独自の発語方法で、ゆっくりと発語する直樹さんのご挨拶で、会見は始まりました。

自閉症の自分は一人では生きられない。誰かの助けが必要。生きててよいのだろうかとの自問自答。
そして、生きていてよい。存在の価値はあると信じてできることを精一杯されています。

先ずは、自分の存在は大切なもの。自分は存在していてよいんだと信じることから始まるのではないでしょうか。
そして、どんな人も生きている価値はあると信じます。相手の尊重です。
その価値をどこまで高められるかは、自分の持っている、あるものを、どれだけ生かすかだと思います。

神様は一人ひとり違う使命を与えてくださっていると考えます。
その使命を遂行するために今の状況を神様が与えている。
神様からのプレゼントだと。
神様が他の人に与えているプレゼントを羨ましく思ってもどうすることもできません。
与えられているものを活用して、どうするかは私たちができることではないでしょうか?
それを生かすと、他の人より劣ったと思った(神様からの)プレゼントが大きな輝きを発するのだと思います。(神様からの)プレゼントは大きなプレゼントだったのです。


本「唯脳論」&「火星の人類学者」 脳のふしぎ 

2014-01-18 00:18:36 | ブログ

「唯脳論」養老孟司著 「火星の人類学者」オリヴァー サックス著

この二冊をほぼ同時に読みました。「唯脳論」は言語、意識、いろいろな営み、社会を私たちの脳が創りだしているとのことです。目に入って来た情報はバラバラにして脳でもう一度組み立てているそうです。切断した足がかゆいと感じているのは、脳に既に切断した足に相当している脳の部分があり、そこが反応するために切断した足を感じるそうです。

「火星の人類学者」では、脳の障害を受けた人、自閉症などの人がどのような感情や行動を行うかなどから脳の複雑さを紹介しています。小さい時に失明し、40年振りに目が見えるようになっても、脳が見えることの準備ができていないとのことでした。触れることで立体感などを掴んでいた人は、脳がそれで出来上がっているので、見て球体とか直方体が理解できなかったそうです。

狼に育てられた少年は、その後幾ら教育しても人らしくならなかったそうです。小さい時に脳が人としての脳の機能にならなかったのでしょう。脳の機能は生まれてから数年で完成するそうです。

発達障害(高度自閉症、軽度自閉症、アスペルガーなど)は脳に機能障害があるとのことです。個性とか、感情とかはちょっとした脳の機能の違いがあるのではないかと思いました。自閉症の人にはまた違った高度な才能がある場合もあります。

仏教で「唯識」と言う言葉があります。自分の見ている社会は自分が考えている社会であるとのことです。不幸に感じるのは不幸と考えているからです。幸せに感じているなら幸せと考えるからです。

Caが不足すると怒りやすくなると言われています。脳の機能だけでなく、その栄養素が性格にも影響しているそうです。

自分の感情は自分の脳が出しているもので、それをどのように自分がコントロールするかが問われているように思いました。自分を常に第三者的に見つめる目も持ちたいと思います。


東京大神宮(伊勢神宮の遥拝殿) 初詣/信じる力

2014-01-17 00:33:50 | ブログ

ボランティア先の近くに東京大神宮があります。ボランティアに向かっていたら前を着物姿の女性3人が歩いていて連られてお参りして来ました。

前にこんなところに神社があるので寄ったら、伊勢神宮の天照大御神を祭っていると知りました。遥拝殿とは「遥か彼方から拝む為の建物」だそうです。

明治13年に日比谷に造られ、関東大震災後に飯田橋に移ったそうです。縁結びで人気があるようで、女性が多かったです。

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私の母は滋賀県出身です。よく母から、

「お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢お多賀の子でござる」

と聞かされました。

多賀神社の祭神が伊邪那岐(いざなぎ)、伊邪那美(いざなみ)大神で、この二神が成婚して伊勢神宮の祭神の天照大神を生んだという話が古事記にあります。大国主命、須佐之男命のお話、高天ヶ原(宮崎)と出雲大社(大国主命)と奈良の関係、樫原神宮に祭られている神武天皇(初代天皇)の日向(宮崎)から奈良に向かった話も古事記にあります。「眠れないほど面白い古事記」は古事記の面白い話を抜き出して紹介していました。

縁結びのご利益は、きっと信じることから始まるのでしょう。自信も自ら信じると書きます。信じる力が影響するのだと思います。

「あなたは大きな縁で結ばれた人に今年の後半に出会います」と占いで言われたとします。それを信じると、その頃に出会った人が運命の人だと思い込みやすくなります。占いでよくなると言われ、そう思って行動するとそのようになる可能性が高いのだと思います。その結果、よく当たると言います。宗教も先ずは信じるから始まります。自分のこころを信じて一歩一歩進むことなのでしょう。それが自信のように思います。