”江戸しぐさ”の言葉は聞かれたことがありますか?
江戸時代に行われていた、ちょっとした思いやりです。
傘かしげ;狭い道をすれ違う時に、自分の傘を相手と反対側に傾け、相手が濡れないようにする。
こぶし腰浮かせ;乗合船に乗る時に、後から来た人のためにひとこぶし分寄って、席を空ける。今なら電車で席が空いていて、でも狭い時に、反対側に少しよることでしょうか。
肩引き;人とすれ違う時、相手側とすれ違う自分の肩を少し引いて相手が通り易くする。
駅など多くの人がすれ違います。最近は、キャリーケースを引いている人も増え、人が通った後に荷物が通りますので、ぶつかったり、足を引かれたり、足をひっかけたりするケースが増えているかと思います。そんな時、ちょっとした心がけでお互いが気持ち良くなるのだと思います。
相手は自分の行動のミラーだと言う考え方があります。自分が相手に冷たくすると相手も自分に冷たくする。自分が相手に優しくすると相手も自分を優しくする。ミラー効果と呼んでいる本がありました。「鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール」 野口嘉則著
相手が冷たいのは、自分が冷たくしていないかを自分に問うてみるとよいとありました。わかっていてもなかなかできないですが。(涙)