2014年を迎えました。それにしても、一年の過ぎるのがますます速く感じます。歳を取ると早く感じるので、一年の長さの感覚は年齢に逆比例するのではないかと感じ、一年の長さの感覚は年齢の逆数(60歳なら一年は1/60)に比例するのかと思いました。
全く同じことを、19世紀のフランス哲学者ポール・ジャネが既に発案していました。一年はそれまで生きてきた長さの感覚で一年を感じるというものです。1歳の赤ちゃんは、それまで生きてきた長さと同じ長さを生きることになります。
お金はあればあるほど老後安心です。それに購入や旅行なども余裕を持ってできます。そのお金を得ることは時間を使うことでもあります。
せっかく生まれてきたのですから、自分のやりたいことをやってみたいと思います。自分のやり方でやることで、自分が存在する意味も出て来るのだと思います。周りからいろいろと言われることもあるかと思います。それはよくない。こうすべきだとなどアドバイスはとてもありがたいことだと思います。でも、それはアドバイスであり、その通りにする必要はありません。アドバイスをしてくれた人は私がそのアドバイス通り行っても責任を取ってくれません。責任は自分で取らなければなりません。アドバイスを考慮しながら、自分のやりたいことをやることだと思います。
易占(筮竹の占い)では凶の結果がでても、ぜひやりたいことなら易経(四書・五経の一つ)に書かれている卦の中国3000年の叡智を参考に、注意しながらやっていけばよいと教わりました。
40歳前に胃がんになりました。その時実感したことは、時間は限られている。やりたいことは今しないと将来できる保証はないと言うことです。林修先生の”何時やるか、今でしょう”ということでした。
お釈迦様いわく、「過去も未来もない。あるのは今だけだ。今をどうするかが大切だ」と。自分のできることを自分の考えでやっていく。周りと比較しない。責任は自分が取る。笑顔と感謝を忘れずにいたいと思います。