幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

サヴァン症候群 脳の限りない力を生かす

2014-01-23 01:49:30 | ブログ

知的障害を持つ人の中に、特定の分野に限って優れた能力を発揮する者の症状をイギリスの医師 ジョン・ランドン・ダウンがサヴァン症候群と名付けました。

ウィキペディアより

彼は1887年、膨大な量の書籍を一回読んだだけですべて記憶し、さらにそれをすべて逆から読み上げるという、常軌を逸した記憶力を持った男性を報告した。その天才的な能力を持つにもかかわらず、通常の学習能力は普通である彼を「idiot savant」(イディオ・サヴァン=賢い白痴【仏語】)と名付けた。

「人生が劇的に変わるマインドの法」 久瑠あさ美著にサヴァン症候群の紹介がありました。1988年アメリカで公開された「レインマン」はサヴァン症候群の実話となったアカデミー賞受賞作の映画です。私も見ました。ラスベガスでその能力を使って儲けるシーンもありました。

レスリー・レムケは生まれつき脳機能障害と言語障害、記憶障害を抱えていました。その上盲目にもなりました。両親は育てられないとのことで施設に預けました。そのレスリーに同情をよせた女性メイは彼を引き取りました。5歳の時に中古のピアノを与えました。奇跡が起きたのはレスリーが14歳のときです。寝ているとピアノの音で目が覚めました。チャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番が聞こえて来ました。数時間前に二人で一緒にテレビを見ていて聞いた曲だったのです。楽譜を見ることのできないレスリーが弾いていました。レスリーはその後、プロのピアニストとして演奏するだけでなく、作曲もするようになったそうです(本より)。

http://makotoecocoro.blog57.fc2.com/blog-entry-84.html

上記にその後の二人の話もでています。

脳には限界がない。自分で限界を設けるとそれが自分の限界になる。自分はダメだダメだと思って生きていると本当にダメな人生になる。自分にはできると自ら信じて失敗を恐れずに挑戦すると意味のある人生を送ることが出来る。

メイはレスリーに愛情を注ぎました。レスリーはその愛情を受けて育ち、どんなに忙しくなっても母メイとの時間を大切にしました。メイが痴呆症になりわからなくなりました。レスリーは母のために母が知っている曲を魂を込めてピアノを弾きました。母はレスリーと一緒に歌い始めました。

愛情を注ぐと相手からも愛情が返され、冷酷にすると相手から冷酷が返ってくる。相手の自分への態度は、自分が相手にしている態度のミラーだと言われている。