「負け美女-ルックスが仇になる-」 犬山紙子著 を読みました。最近TVのトーク番組でひな壇に座っていて発言の視点がユニークな人だったので、ネットで検索してこの本に出合いました。
ウィキペディアより;大学卒業後、地元仙台の出版社で編集者として勤務の後家庭の事情で退職。その後は「負け美女」を出版するまでニート生活を過ごす。
本より;ニート生活を過ごしていたが、周りに美女の仲間と付き合っていたが、ある真実に気が付いたそうです。「華やかに見える彼女らだけど、ほぼ彼氏がいない。余計な人にはモテるけれど、肝心の相手にはモテない」。
この事実を知らせようとブログに女友達の話を載せたら人気が出て、出版社から本にとの申し出があり、そしてTV番組にも出るようになったそうです。
本の中の一話;
美人だけどモテないAさん、モテるBさんと彼女3人と、男性2人で合コンをしました。何故Aさんは男性にモテなくて、Bさんがモテるかを第三者として著者が観察したそうです。そうするとその違いが歴然としました。詳しくは本をどうぞ。
モテるBさんの合コンでのアドバイス;
①自分を下げるようなことは絶対言わない。
②シモネタには自分から話を広げない。相手に聞かれたら、それにちょっと抵抗しつつ答える。
③シモネタは相手に引かれない程度に妄想させた者勝ち。
④あとはとりあえずニコニコしてろ。
Bさんの究極の名言;
「男は相手の女に労力をかけたらかけたぶん、執着するもの。簡単にOKを出さずに、労力をかけさせなさい!」
読んでいて、なるほどなと思いました。努力が大きいほど喜びも大きいと言います。
最近の男性は断れるのが恐くて自分から声をかけないとのことです。草食系という言葉も出ました。もちろん声をかける男性もいます。ではどういう女性に声をかけるか、それは「自分のことを好きなのかな?」と思わせるタイプの女性に声をかけます。気楽に話しかけて来る。身体に触れて来る女性です。こういう女性は特定の男性にだけしているのではなく、基本の行動パターンがそうなのです。そうされると男性は、自分に気があるのかなと思い、声をかけるようになります。つまり、男性に勘違いさせるタイプの女性がモテる?ようになります。
それと、一人が寂しい、誰か傍に居て欲しいと思う女性も常に傍に男性がいるようになります。聖書(マタイによる福音書)の言葉に「求めよ。さらば与えられん。門をたたけ、さらば開かれん」があります。求めようとの思い(戦略)を先ずは持つことなのでしょう。そして次はどうすればよいかの戦術なのでしょう。モテる女性は知らない内に戦略と戦術を駆使しており、次から次と勘違いした男性が名前を連ねるのではないかと思いました。