1日の全日本駅伝、2日の箱根駅伝往路を見ました。駅伝を見ている人は多いのではないかと思います。
駅伝の魅力は、ドラマがあることでしょうか。箱根駅伝は東京から芦ノ湖までの108kmを5人で走りますので、1区間で順位が大きく変わることがあります。体調の良い人、今一つの人がいます。走ってみてからわかることもあるようです。自分の力を出せた人、出せなかった人。皆が日々努力してきた上でのことです。エントリーされなかった人、エントリーされても走れなかった人もたくさんの走り込みをされたのだと思います。
諸葛孔明の言葉に、”努力することで自分の才能を見つける” があります。あの人は才能があるからとつい思ってしまいますが、才能は努力することで開花することを言っているのだと思います。努力できるかも才能だと言ってしまうと身も蓋もないですが。努力は時間とお金をかけることだと言います。
人生がもしわかっているとするとどうでしょうか?わからないことは不安があります。健康で、収入もありと願いますから、それがどうなるかの不安があります。あなたは努力したらこうなります。努力しないとこうなりますとわかっていたらどうでしょう。努力しても、こんなものか。努力しなくてもそこそこあるからよいかなどいろいろ考えると思います。
人生はある面、わからないからこそ、生きてみる価値があるのかもしれません。努力することで変わって行く(報われる)可能性があるからこそ、努力もできるのだと思います。生きているとどうなるかわかりません。努力していると女神が微笑みかけてくれることもあるかもしれません。
努力しても女神が微笑みかけてくれないどころか、死神が近づいてくることもあるかもしれません。それは自分が人間的に成長する機会になるかもしれません。死神が近づいてきたことは、ひょっとすると女神が微笑みかけてくれるためのお膳立てかもしれません。まさに自分に降りかかってきたことを受け容れ、そこでできることをしていくことなのだと思います。その状況を変えることはできませんが、そこでどうするかの選択の自由があります。