平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

景気動向指数マイナス~統計不正問題で数字をインチキできなくなったら、早速マイナスに! やっぱり安倍のすべてがウソだった!

2019年03月09日 | 事件・出来事
「景気動向指数」が、3か月連続で悪化したらしい。
 1月は特にひどくて前月より2.7%マイナス。

 この原因はどういうことかと言うと、
 統計不正問題が発覚して、数字にインチキができなくなったからだろう。
 統計不正が大問題になっている中、さすがの忖度官僚も数字に下駄を履かすことができない。
 だからマイナスになった。

 わかりやすいよなw
 安倍の出してくる数字はすべてがインチキ、ねつ造。

 この景気動向指数を受けて内閣府は景気の基調判断をこれまでの「足踏みを示している」から「下方への局面変化」に修正。
 あれれ、安倍は講演や演説で
「今は戦後最長の景気拡大で神武景気、イザナミ景気といったネーミングがないのが残念だ」
 とか
「景気回復の温かい風が日本列島津々浦々に届き始めた」
 とか言っていなかったっけ?

 いったい、どっちが正しいんだよ?w
 まあ、安倍の言ってることがウソなんだろうな。
 だって8割の国民が「景気回復の実感がない」と答えているし、実質賃金はずっとマイナスだし、30~40代で「現在の貯蓄額がゼロ」と答えた人が前年比6ポイント増の23.1%で、平均貯蓄額も52万円下がって195万円だし。
 これで景気がいいという方がおかしい。
 今までは安倍が自分に都合のいい数字だけを持ってきて「景気がいい」と言っているのだと思っていたが、統計不正で数字をねつ造していたことが発覚してすべてがインチキだったってことがわかっちゃった!
 どおりで、景気回復の実感がないわけだよ。

 安倍が胸を張る『求人倍率の増加』だって、団塊の世代の退職や少子化で若い人が少なくなったことが原因で、別に安倍の政策がよかったからじゃない。
 あと、コンビニの24時間営業問題でわかったけど、
 要は人手不足って、深夜にコンビニで働いたり、コンビニ用の弁当をつくる人がいないってことだろう。
 企業がそれなりの賃金を払えば人は集まってくるんだろうけど、安い賃金でブラックに働かされるから誰も来ない。
 結果、安く使える外国人労働者を入れようということになる。

 コンビニは今、飽和状態になってるんじゃないかな?
 たとえば月額売り上げ100万のコンビニがあったとする。
 で、近くに同じコンビニがもう一軒できたら、売り上げは単純計算で1/2の50万に下がる。
 一方、コンビニ2軒で人手は2倍必要になり、50万円の売り上げで人を雇わなくてはならなくなるから賃金は下がる。
 成長が右肩上がりの時はコンビニ2軒で売り上げも2倍になるんだけど、今は人口減少と低賃金でひとつのパイを2軒のコンビニで奪い合う時代。
 コンビニが2軒できたからって、人は2倍のお金を使わない。
 結果、売れ残った賞味期限切れの食品を捨てたり、さまざまな弊害が出て来ている。

 日本社会はそろそろすべてを見直すべき時に来ていると思う。
 なのに安倍と大企業はいまだに成長神話の呪縛に囚われている。
 オリンピック~リニア(新幹線)~万国博覧会。
 昭和の高度経済成長よ、もう一度←そんなわけあるかいっ!
 仮に成長があるとしたら、今までにない新しいビジネスモデルなのだろうが、経営者は冒険をしない。
 今までのビジネスモデルにこだわり、人件費を安くして儲けることしか考えない。

 今の安倍や経団連のやり方では衰退と悲惨しかないと思うのだが、どうだろう?


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コメント (2)
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