夏祓へ
かはやしろ しのにおりはへ ほすころも いかにほせばか なぬかひざらむ
川社 しのに織りはへ ほす衣 いかにほせばか 七日ひざらむ
夏祓へ
川社にしっとりと織って干す衣が七日も乾かないのは、どのように干したからなのだろうか。
デジタル大辞泉によれば、川社とは「昔、6月大祓えなどに、川のほとりにつくった仮屋。榊・篠竹・神饌を置く棚を設け、神楽を奏して神を祭る。」とあります。その川社に干した衣は、なぜか七日たっても乾かない、という歌ですが、良く意味がわかりませんでした ^^;;
この歌は新古今和歌集(巻第十九「神祇歌」 第1915番)に入集しています。