よのなかは むかしよりやは うかりけむ わがみひとつの ためになれるか
世の中は 昔よりやは 憂かりけむ わが身ひとつの ためになれるか
よみ人知らず
世の中は、昔からつらいものだったのであろうか。いや、そんなはずはない。とすると、私一人だけがそうした思いにさせられているのだろうか。
第二句の「やは」は反語を表す係助詞(正確には係助詞「や」+係助詞「は」)ですね。
よのなかは むかしよりやは うかりけむ わがみひとつの ためになれるか
世の中は 昔よりやは 憂かりけむ わが身ひとつの ためになれるか
よみ人知らず
世の中は、昔からつらいものだったのであろうか。いや、そんなはずはない。とすると、私一人だけがそうした思いにさせられているのだろうか。
第二句の「やは」は反語を表す係助詞(正確には係助詞「や」+係助詞「は」)ですね。