27日に開催された大阪マラソン、ハノハノアットさんが参加して完走記を書いてくれました。コースの状況や関係者の温かみが伝わる内容なので、監督ブログでも公開したいと思います。大阪マラソン、走りたくなりますよ。
皆様、お疲れ様です!
2013年10月27日開催の大阪マラソンに参加して来ました。
約20年ぶりに行く大阪で、期待と不安が交錯しています。大阪には前日入りで、格安航空「ピーチ」で新千歳空港を発ちました。
当選後すぐに申し込んだので、往復約1万円のホント信じられない安さです。サービスは全くありませんが、約2時間のフライトなので、気になりません。面白かったのは、関西国際空港に到着したら、バスもボーディングブリッジもなく、自分で駐機場から歩いて、ターミナルに行く事、皆さん変な感じで戸惑っていたようですね。
で、同じ便に乗っていたテンストライプの山下さんに偶然お会いしました。山下さんは、過去大阪マラソンに参加経験があり、エキスポ会場までのルートを詳しく知っていましたので、一緒に連れて行っていただく事に。
電車乗継ぎだと約2時間かかるところを、会場近くを通過するバスに同乗させていただき、なんと50分で到着。私は行き当たりばったりだったので、非常に助かりました。
無事ゼッケンをもらい山下さんと別れ、夜は全くわからない「なんば」へ繰り出しました。
数日前監督と飲んだとき、“前日は普段通りで!”とのアドバイスを教訓に、旨そうな餃子屋(なんとサッポロビール)で、“普段通り”一杯やって早めに就寝しました。
レース当日は、朝から晴れで最高気温19℃。9時スタートの40分程前にスタートラインから50mくらいのところに整列。ハノハノユニフォームに、もちろん和紙/シルクソックス、約3万人の参加なので、はるか後方まで人の海です。
号砲から約25秒でラインを通過し、大阪城を後に難波方面へ。コース図は見ましたが、全く見知らぬ土地なので、4’20”くらいに抑えました。いつものように後ろからバンバン抜かれますが、5Kmくらいまで様子を見ようと思います。
沿道はものすごい人垣で、大阪気質なのでしょうか鳴り物や垂れ幕で、埋め尽くされています。大都市マラソンは初めてなので思わずキョロキョロしますね。
5Kのラップタイムは、22:29、スタートロスを入れて、4’30”くらいなので、しばらくこのまま行きます。
その後、10Km手前で山下さんから声を掛けられ、そのまま20Kmくらいまで並走させていただきましたが、その後山下さんのペースが少し上がったので、私はキープする事に。20Km通過が1:29:01、中間点が1:33:54なので、ほぼ4’30”ペース。変な形の大阪ドームなど見ながら、引き続きこのペースで行きます。
3方向からランナーがミーティングする面白い難波交差点を通過し、通天閣を過ぎると25Km地点です。このころからちょっと脚が重くなってきて、4:40”くらいにペースが落ち始めました。
繁華街を過ぎ、港の方向へ南下しますが、人の波は途絶えることなく続きます。
35Kmを過ぎると本格的に脚が重くなり、呼吸も苦しくなり始め、さらに海からの向かい風と正面からの直射日光がきつくなり、4’50”くらいにペースダウン。
しかし、沿道からの応援でなんとかキープします。「ハノハノ陸上部がんばれ!」と何度も励まされました。最後の難所が37Kmの人工島にかかる南港大橋で、疲れた頭には垂直にそびえ立って見えます。
「ゲッあんなところ登るの・・・」前を行くランナーも歩くくらいのスピードで、ノロノロ登っています。心が折れそうになりましたが、真駒内公園での苦しい練習の時の坂を思い出し、腕を振って坂の頂上を見ないようにして、どうにか登りきりました。
そして、下りでスピードを乗せ、後はひらすらゴールを目指し、エキスポ会場にフィニッシュ。
グロスタイムは3:13:01、ネットタイムが3:12:35、完走者27,680人中690位という結果でした。
コースは最後の難所を除くとほぼフラットでとても走りやすく、給水もスポーツドリンクが5K置き、水が2.5K置きで十分、全く途切れることの無い沿道からの声援でモチベーションもキープでき、気持ちよく走れました。
また、感激したのは、フィニッシュ後、完走メダル、タオルをかけて頂き、巨大な荷物引換所(キタエールくらいありますか)に入った時、ものすごい人数のボランティアの皆さん全員が拍手で迎えてくれました。大きな会場に鳴り響く拍手に、ランナーの皆さん、うるうるしてましたね。
終わってみると、本当に楽しい大阪マラソンでした。チームメイトの皆さんにも是非とお薦めします。私も来年抽選に当たったら、また参加したいと思います!
最後に大阪の大会関係者、ボランティア、沿道の応援の皆様ありがとうございました。そして、監督、ヤッコさんを始め、チームメイトの皆さん、いつも暖かい激励ありがとうございます。
まだまだ続きます冬の遠征、がんばります!よろしくお願いします。by アット
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