12/21(土) 朝から僕達は 札幌市北区体育館にいた。
今日はマラソン練習でここに来たのでは無い。NPO法人 札幌フットサル連盟が主催する障害者スポーツの交流と現状の活動を自分の目で見て、自分に出来る事、どうしても出来ない事、それをどう感じ、どう生かすかの確認でした。
特に精神疾患に関しては誤解や偏見が無いとは言えません。やりたくてもそのフィールドに立つことが困難な方や、支える方々の活動をスポーツを通じて少しでも共有出来ればと参加させて頂きました。
しかし今日は、まったく未経験のフットサル 大丈夫なのか
ナント参加数は120名を超える方達で熱気ムンムン。僕はヤッコさんとフットサル経験があるハノハノショウを連れての参加です。
そして僕たちは到着して30分も経たないうちに皆さんの熱意と行動力に飲み込まれ、マラソンランナーからフットサル選手へと大変貌
開会式では北海道精神障害者スポーツサポーターズクラブ代表、NPO法人日本ソーシャルフットボール協会副会長の井上誠志郎氏が挨拶、第1回大会を宣言しました。
札幌大谷大学の監督からのサッカークリニックを受けてからの「safilva」に挑戦 このチーム、マラソン界の僕は知る由も無いのだが、北海道フットボールリーグ、男子トップチームでした。
U-15、U-12のフットサルスクールを展開、電動車椅子サッカーのカテゴリーも持つ組織、いったいどのくらいのレベルなのだろう? 興味と恐怖が交差します
全15チームのリーグ戦に先だっての「safilvaに挑戦コーナー」では僕とヤッコさんが入れてもらったチーム「大塚ひろみ」で参加しました。
ゲーム開始5分、素人の僕はボールにも触れず、あげくの果てにはふっ飛ばされて後に転倒 相手選手の肘が僕の下アゴにヒット 結構 痛かったぁ~
同時に、古傷の右膝に激しい痛み やはり今の僕には無理な競技だったようです
そんな訳で、午後からのリーグ戦には残念ながら応援で参加することになりました。情けない限りです
さぁ いよいよリーグ戦開始です。第一試合は僕たちの「チーム大塚ひろみ」、もちろん僕は応援ですが、ヤッコさんはピッチに立ってます
チーム大塚ひろみのメンバーです。可愛い女性がひろみキャプテン。
キックオフ
果たしてマラソンランナーがフットサルでどんな活躍が出来るのか?
ひろみキャプテン行きます
シュート体勢に入るひろみキャプテンです
あれやあれやと勝ち進むチーム大塚ひろみです
豪快なシュートに見せかけてヤッコさんに絶妙なパスを出す
そして、決して豪快とは言えないシュートを放ち、ゴール
あなたのナイスアシストのお陰でゴールが決まりました
そして、次の瞬間、ひろみキャプテンもゴール
ナント、勝ってしまいました
そして、ハノハノショウのチーム名は「大人少年団」 フットサルのシューズを久しぶりに引っ張り出して来たショウは本気です
経験者のショウは動きも本格的で、関係者からも、彼、上手いね!! と高い評価を受けてました。
本気でポールを獲りに行くショウです
そしてボールを奪い、攻撃開始
味方に絶妙なパスを出す
そして 走る 走る
結果発表 ヤッコさんのチーム、「大塚ひろみ」は4試合を3勝1分けで終えて、まさかの決勝進出です
残念ながら決勝は負けてしまいましたが、15チーム中の準優勝、素晴らしいです。ショウのチーム「大人少年団」は3位 ナント、ハノハノメンバーチームはフットサルの試合で2位、3位を獲得しちゃいました。
電動車椅子サッカーの紹介もあり、障害者スポーツとしての難しさ、サポートする皆さんの真剣な眼差しに多くの事を学ばせて頂きました。
電動車椅子は1台、100万円するそうです。軽自動車1台分ですが、スポーツネットワークの力で、多くの皆さんに電動車椅子サッカーを知ってもらいたいと感じました。
同時に様々な方達がスポーツカテゴリーの枠を超えて交流し、皆が笑顔でスポーツを楽しめる世界の実現にほんの少しでも協力できる自分にならなくてはと感じた1日でした。
この素晴らしい主旨の基に集まり、大きな声で称え合った仲間たちと主催者皆様に感謝申し上げます。 MAHALO