スピードスケートのソチ五輪代表選考会第2日は28日、長野市のエムウェーブで行われ。代表枠3の女子3000メートルは、藤村祥子(宝来中央歯科)が4分9秒55で勝ち、初代表を確実にした。
3000メートルに続き5000メートルも優勝!! 2冠達成!!
写真は真駒内でのジャパンカップ札幌大会
彼女とはランの練習を一緒にやったり、ハノハノハッシーが出場した札幌国際ハーフマラソンの応援で一緒に駆け回ってくれた大切な仲間の一人、先日開催されたジャパンカップ札幌大会でも3位入賞で調子が上がって来た印象があるので期待して応援していました。
写真中央が藤村祥子選手
女子3000メートルを制したのは藤村祥子。北海道音更(おとふけ)町の歯科医院で受付業務をしながら、農業を営む小竹直喜コーチの指導を受けて力を蓄えた26歳が粘りのレースで初の五輪切符を引き寄せた。
154センチと小柄でストライドは短い。だが足の運びは衰え知らず。持ち味を問われて「忍耐力」と即答するだけのことはある。残り4周のラップはいずれも出場23人中最速。強豪実業団とはひと味違った独自の強化方法で培ったスタミナが数値に表れた。
北海道美幌町出身。白樺学園高から日体大、卒業後、所属先が見つからなかった。高校時代に指導を受けた小竹コーチを頼り、北海道に戻ったのは2011年春。歯科医院勤務の傍ら、鍛錬を積むが、小麦や大豆の生産に忙しい小竹コーチも常に隣にいない。
野山で鍛えた力は、8月、自転車とランニングで競う「ビホロ100キロデュアスロン」の総合優勝として結果に出た。そうして高めた心肺機能が大一番で威力を発揮。最後まで体力消耗を恐れず、攻めのレースを展開したと毎日新聞は報じている。
僕たちは彼女のことをしょこたんと呼び、これからも応援し続けます。本当におめでとう。