私はもともと鉛筆が大好きで、会社に入ってからも仕事で鉛筆を使っていた時期がありました。定番の三菱やトンボの他、ステッドラーにファーバー・カステル、それから白鳥のマークのスワン・スタビロ。それぞれに木のぬくもりがあって大好きだったのですが、一方で例えばそのままポケットに入れられないとか、私は筆圧が強いのですぐに芯がチビてしまうとか色々あって、最近はもっぱらシャープペンシルばかりです。
しかし、今でも唯一私が使っている鉛筆が、ピアノを練習する時に楽譜に書き込むための赤鉛筆。これだけは、赤のボールペンやマジックではなく、赤鉛筆でなくてはしっくり来ません。多分これは私が小学校の頃ピアノを習っていた先生の影響だと思いますが、自分で我流で弾くようになってからも、これだけはずっと赤鉛筆を使ってきました。
ところがこの赤鉛筆、鉛筆削りで削ると、バカらしいほどすぐに芯が折れてしまうのです。子供の頃はよく落っことしたりするせいだろうと思っていて、そのまま何十年もそう思っていたのですが、全く、無知とは恐ろしいものです。先日何気なくGoogle先生に聞いてみると、通常の黒鉛筆の芯と色鉛筆の芯では材質や製法が違うらしく、普通の黒鉛筆を削る角度で色鉛筆を削ったらダメなのだと。
ソンナコト、イママデダレモ、オシエテクレナカッタゾ・・・
という訳で、文房具屋で探してみると、あっけなく見つかったステッドラー(冒頭の写真)。
穴が2つ開いていて、左の小さい穴が普通の黒鉛筆用、右の大きい穴が色鉛筆用。なるほど、削る角度が違うのですね。
早速削ってみることに。
まず、これまでの鉛筆削りで削ったのがこれ
で、ステッドラーので削ったのがこちら。
お見事、素晴らしき哉
これでまた改めてピアノの練習に専念出来そうです。
ああ、それから、「そのトシになるまでそんなことも知らんかったんかい」という心ない突っ込みは、ナシでお願いします
いろいろなつかしィ鉛筆の名前が
でてきました。
私の場合かStaedtlerの2BとBに
落ち着きました。
もつぱら文明の利器は使わずに
肥後の守か切り出しナイフを使用でした。
現在はボールペンが主力となっています。
それもワン プッシュで書けるものです。
年とともにますます横着になりつつあります。
文泉
会社で使うようになってからはずっとStaedtlerの
鉛筆削り(1穴)を使ってました。
ところがそれを、友だちが母国に帰る時にプレゼントして以来、
家ではずっと出処不詳の安い鉛筆削りのみ。
いつも何故芯が折れるのか、もっと早く疑問に思うべきでした・・・
私は最近はずっと机の上でメモを取るのはFaber-Castellです。
軸の深い緑色、滑らかな書き心地、大好きですね