Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

革細工#51 名刺入れ(型押し)

2017年09月20日 | 手作り

この休み中にまたひとつ、新しいことを試してみた。それがこの型押し。

     

名刺の束をラップで包んでガラス板の上に置き、水に浸した革をかぶせて三方向から押さえ込む。

     (色が濃いのは水分を含んでいるから)

そのまま丸一日放置し、革が完全に乾いたところで型から外す。

     

絞りが一番きついコーナーの部分が少し皺になってしまったが、次はもう少し上手にやれそうな気がする。



一方で、マメに革砥を当てることで革包丁の切れ味が増し、苦手だった革漉きが格段に楽になった。縫い目のこのふっくら感は、やはり漉いてこそのもの。



他にも、裏に羊吟を貼る際、折れ曲がる頂点の部分にはあえて接着剤を塗らないとか、あれこれ小ネタを仕入れて試すのは、毎度のことながらいつも楽しい。


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2 コメント

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なるほど (かっしー)
2017-09-22 00:04:06
マチ(というのか?)はこうして作り出すんだねぇ。
これは一般的な手法なん?
コーナーの皺とか言うけど、なんら取るに足らない些細なハナシだと思うよ

それにしても、オタメシってのは尽きる事が無いよね。
首尾良く“引き出し”のひとつに成就する事を祈る
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かっしーさん (魚花)
2017-09-22 22:58:16
俺も色んな人がネットにアップしているのを
参考にさせてもらってるだけなんだけど、
このやり型は色々と応用がききそうでね。

コーナー部分はなかなか曲者でね。
恐らく先にどちらかから絞って、後からどっちを絞って、
という理屈があるんだろうけど、もうちょっと試行錯誤してみるよ。

完成形に持って行きたいという目標はあるけど、
多分それもオタメシと同じで、尽きることはないんだろうな。
うん、だから楽しいよ。
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