ジョナサン・ラティマーの The Lady in the Morgue(1936年)読了(邦題『モルグの女』)。
シカゴのとある安ホテルの一室で首を吊った女性の死体が、警察の遺体安置所(morgue)に運ばれてきた。それが2年前に家を出た娘ではないかと、ニューヨークの富豪から依頼を受けてやってきたビル・クレイン。管理人の案内で一度は遺体を確認するも、その直後、その管理人が殺され、遺体がなくなってしまったことが判明する。
行方が知れない遺体を巡って、ならず者たちに執拗に追われるビル・クレイン。現場に残された遺留品や、付近を取り巻く怪しげな連中を手繰って事件を追うのだが、果たしてその真相は・・・?
ラティマーのビル・クレイン、2作目。前作と同様の派手なドタバタにも慣れてきた。「いや、それは偶然が過ぎるだろ!?」とツッコミたくなる箇所も多々あるのだが、楽しいからOK。もう少し続きます。
Jonathan Latimer,
The Lady in the Morgue
(Kindle)
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