Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

ジョナサン・ラティマー/The Lady in the Morgue

2020年05月21日 | 

ジョナサン・ラティマーの The Lady in the Morgue(1936年)読了(邦題『モルグの女』)。

シカゴのとある安ホテルの一室で首を吊った女性の死体が、警察の遺体安置所(morgue)に運ばれてきた。それが2年前に家を出た娘ではないかと、ニューヨークの富豪から依頼を受けてやってきたビル・クレイン。管理人の案内で一度は遺体を確認するも、その直後、その管理人が殺され、遺体がなくなってしまったことが判明する。

行方が知れない遺体を巡って、ならず者たちに執拗に追われるビル・クレイン。現場に残された遺留品や、付近を取り巻く怪しげな連中を手繰って事件を追うのだが、果たしてその真相は・・・?

ラティマーのビル・クレイン、2作目。前作と同様の派手なドタバタにも慣れてきた。「いや、それは偶然が過ぎるだろ!?」とツッコミたくなる箇所も多々あるのだが、楽しいからOK。もう少し続きます。

Jonathan Latimer,
The Lady in the Morgue
(Kindle)
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