FORTY THREE-SEVEN

43カーモデルとその他の事柄
その他の方がたぶん多い

20180301

2018-03-01 06:00:21 | 43
Racers ELF
買ってしまいました。



フロントスイングアームのモーターサイクル(以下バイク)には
甚だ批判的な偽者です
MOTO ELFは好きです
良し悪しと好き嫌いは別
実車の好き嫌いと出来上がった模型の好き嫌いは全然別
なのねん(80年代風言い回し)
新谷かおるせんせいは、マンガ、ふたり鷹のなかで
登場人物のD.アルダナに
”未来のバイクはすべてこの構造になるだろう”


ならないよ!



当時ですらそう思いました

MOTO ELFで最も好きなのはやはり
ELF-X

次がコレかな



前に使った画像
言うほど低重心ではない
ただこの時点で可能性があったとすれば
当時はサスの性能が低かったので
アンチダイブなどが試されました
ダイブさせないというコンセプトであれば
それの実現は容易であったと思われます

Xの特許図面

ストリップ
Xが発表されてレースに出て
すぐぐらいにHONDA(以下H)から接触があったとこの本には書いてあります
HはELFから買った、リアサスの構造をプロアームとして採用し
レースと市販者に投入し成功します
H社の支援ははこの技術が目的だったとも言われております
あ、プロアームって特許切れたのか他の会社でも採用してますよね
まあチェーン関係触らないで、リアタイヤ交換できるってのは良いやな
ワタシの見立ては少し違います
Xは1978年 Hは1979年 NR500の0Xを発表します
16inであることばかりが革新的に伝えられますが
モノコックフレームと前面投影面積小さなカウルワークは
非常に似通っています

いささかいんちきな、重ねた図

当時積んでいたのは、F750レース用の2st750ccのYAMAHAのエンジン
XをみてHは戦慄したんじゃないか
Hは変形8気筒であれば理論的に2stに対抗できる
ではアドバンテージはどこで得るか
彼らの回答は、空力
前面投影面積が小さけく抵抗が少なければ
同じエンジンパワーでも最高速は高くなるし
加速も良くなる
Xをみた瞬間。やばいって思ったんじゃ無いですかね
同じ前面投影面積で2stエンジンを積んだ車が出てきたら
アドバンテージが無くなる

TZ750との比較
断然低い
TZ750 のエンジンが載るのであれば
TZ500のエンジンも乗る
Xはカウルをつけてもほとんど全高が変わらないけど
TZはとんでもなく大きくなるコレやばいじゃん
で、Hは耐久レースに誘導してGPに出る道を
分からないようにふさいだんじゃないかと思います

RGBと比較
これ。コンベンショナルなレイアウトにして
RGBのエンジン積んだら戦闘力あるんじゃないか
まモノコックで行くかどうかはまたにして
とりあえずは設置感の見るからに乏しい
fサスをなんとかしたい

じゃあこの分にフレームとピボット入れて
Fサスはテレスコにしよう
やっぱこの排気システムは無いわな
ライダーの負荷がでかい
やっぱ、後方排気でしょ
いやエキパイが納まらない
じゃあ、エンジン改良して3気筒にして
まだエキパイが収まらないから
真ん中は前から出そう
幅を詰めたいから、インラインは止めて
Vにしよう

あれ?
NSうぃ造るときに、開発者が
どうすれば勝てるかと誰なに聞いて
”350ccクラスの車と同じ大きさなら勝てるよ”
といわれてそれをコンセプトにした
という話を聞いたことがあります

NSとXを重ねたもの
リアタイヤとエンジンの高さであわせてあるので違和感がありますが
NSのほうがより重心というか車体が低く出来ています
Beleave it Or Not.

ま、与太話です
実際にワタシの言い分が正しいのであれば
ELF-2はもっと活躍して良いはずです
それに、Xは同時代同クラスの車と比較して
ホイールベースが長く
旋回性が低いのでGPクラスでは
苦戦を強いられると考えます

Ohtoro様
あの地名すごいですよね
そういやあ、むかしカトちゃんのうちの住所があまりに短くて
海外通販で 住所間違って無いかって
いつも聞かれるって言ってましたわ




コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする