20180325

気持ち悪い映画を見に行ってきました
ジュピターズムーン
相生座です

スクリーンはこんな感じ




ポスター
宣伝文句全然ダメ
ジュピターズムーン
木星の月
木星の月と言えばイオかエウロパ
エウロパはEUROPAでヨーロッパの意味
シリア難民がハンガリーに違法入国する話
シリア難民についてどうこういえる立場ではないんですが

こういうルートとるつもりなのかな
ハンガリーは2004年にEUに加盟しており
シェンゲン協定にも調印しております
シェンゲン協定の調印国間の移動がいかに簡単かといいますと
飛行機の場合はさすがに国際線の扱いですが
税関とかなにもないです（たしか）
主人公のシュテルンが、難民のアリアンに
この国を出る策を・・・とか言ってるんだけど
陸路ならそんな心配要らないんじゃない?
ここら辺の事情が良く分からないですね
ルートに関しては

この赤丸の場所がマルタ共和国
EUへの正規入国ビザ、お金で買えるそうです
アリアン君たちお金持っていそうなんだけど
マルタ経由でってルートないのかな
マルタで金でヴィザを買って、入国して
西よーろっぺまで移動して不法就労するってのが
移民問題のひとつになっているって話を聞いていたので
上のような事情が良く分からないです
誰か教えてください
とおもったら、Wikipediaにこんな記事が
ああそうかそういうことですか
ハンガリーとセルビアの間はすごい厳しい監視体制なんですな

アリアンがとった(あるいはとろうとした)ルートはこんな感じ

でも宣伝文句に、2015年の欧州難民危機を背景にしているとか
全然書かないよね
なんだよSFエンターテイメントって

登場人物　主人公のシュテルンの役者さんは良いですね
国境警備隊のラズロも良い感じで悪い

アリアンはエスパー伊藤みたい
ヴェラ役の役者さんは全然ダメ
ナニがだめって演技じゃなくてこの写真
本編中では、もっと、すごくキレイです。
たぶん彼女が張り切って脱いでいるので
R15なんだと思います
Hシーンとかないんですが、2人でベッドで語り合うシーンはあります
重要なシーンですが、胸出す必要はあったのか？
誰得といって
喜ぶのはワタシ位
良いのかそれで




予告編
アリアンが空を飛んでしまうんですが
神か悪魔か　なんて探索は本編にはありません
処置に失敗して、多額の賠償金を背負った医師が
人間性を取り戻してゆく話（ちょっと嘘)
しかし、日本の予告編てホント本質をついていないよな
愛とロマンとか、壮大ななんとかって書いてきゃ良いのか？

使われている特殊撮影の技法は既知の物で
CGはほとんどありません
昭和30年代の東宝レベル
だけど見せ方はうまい
画面がぐるぐる回るので
気持ちが悪くなりました
で、気持ちの悪い映画でした
で、だれも解説の人が書かないので書いておきます
名前に関するトリビア
主人公 ：シュテルン　星（ドイツ語)
飛ぶ人 ：アリアン　　EUのロケットの名前
主人公の恋人：ヴェラ ヴェラ (小惑星245番). 天文広域精測望遠鏡の名前
だからどうと言うことはないんですけど
おしまい