R.W.Lovelessというナイフメーカーがいます
御当人はもうお亡くなりになったのですが
ナイフの世界では偉人ですし
日本では神様扱いされています
日本人のよくないところだと思うのは
すぐに神様だのなんだのと持ち上げることですかね
毀誉褒貶相半ばする人で
70年代にはこのような素晴らしいナイフを作っていたのですが
前にもお話しましたが、死の前15年ほどの作品は
あまりいいとは思いません
でも日本ではすごい人気でこんなグッズも出ておりました
この間ヤフオクに、なんだかそのあまりいい出来ではない
ナイフが出てまして
これが正札60万円
すっごい仕上げが荒くて
これあとで手が入ってんじゃないか
などという話をしたかったのですが
そのオークション 画像を消されてしまいました(笑)
まあそれ以外にも結構出てます
これは仕上げはそう悪くないのですが
ブリップエンドのソグホール周りのハンドルが割れています
象牙やスタッグホーンだと日本の湿度の低いときに
縮むって話は聞いたことがありますが
マイカルタでは聞いたことがなかった
まそんなラブレス氏ですが70年ごろの作品は素晴らしいものが多いですね
一枚目の画像は、1970年代に日本のGUN雑誌で
サンフランシスコのSF GUNEXCHANGEというGUNSHOPが紹介されたときの記事
みごとなミラーフィニッシュ
当時 S&WのM19やコルトのM1911は新品で250$程度だったはずなので
この価格で売られていたということがすごい評価だということなんです。
日本では、特別な贈り物用とされている
ヌードマーク(Delaware Maid)が珍重されるんですけど
わたしヌードマーク付きで、おーすげえ!
ってのを見たことがないです。
だけど、この間ヤフオクに出たのは
すごかったですね
かぎ状になっているのは
ガットフックという ハンティングで獲物を解体するときに
筋肉と骨をつなぐ腱を切るためのもの
このガットフックの内側まですごくきれいなミラーフィニッシュ
しかも各エッジはきちんと角が取れているけど
バフダレしてはいない
エッチングも深いような気がする
このあたりの仕上げも素晴らしいですね
こういうのって、ヌードマークでは見たことがないんですよ
シースに関しては
亡くなる寸前まで素晴らしかったと思います
これは154CM という鋼材を使う以前に手に触れる部分を真鍮で囲んだもの
ここら辺はすごく手がかかっていて素晴らしいですね
ヤフオクでもう一つすごいナイフを見ました
ガーバーのクラッシックを樹脂ハンドルにしたもの
これ自体は、出来はいいんですが
あまり珍しくはないナイフ
書かれているのは弾薬のリロード道具などのメーカー
アメリカで大量に作られたらしく日本にも大量に入ってきてます
マスプロだから当たり前なんだけどナイフ自体の出来は良くて
アクションもスムーズです
が
ロックレバーが飛び出している
???
レバーにテンションを掛けるスプリングが外れている
これはピアノ線(ミュージックワイヤー)で
これが破損したのは見たことがなかった
けど
これどんな経緯で外れたんだろう
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