『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

中国バブル崩壊へ

2013-07-18 10:15:49 | 日記
IMF、中国リスク指摘 正規外の貸出、GDPの5割に(朝日新聞) - goo ニュース
中国のバブル崩壊を予想するにあたり過去の日本バブル崩壊を振り返ってみます。日本のバブル崩壊は、まず株式から始まり(1989年末の史上最高、1990年年初より暴落)、次に不動産下落と不良債権の顕在化、そして住専問題発生、小規模金融機関の破綻(1995年以降)から始まった綻びが金融システム全体の危機(1998年)へとつながりました。中国も上海株大幅下落からサブプライム問題発生、4兆元の景気対策、その結果不動産バブルの再燃、日本の悪法だった不動産総量規制と同じような不動産融資規制を行い、シャドーバンキング問題を引き起こしました。ただ中国は一党独裁の共産主義国であり日本と同じ道を歩むとは考えられません。中国が抱えている問題は単にシャドーバンキング問題だけではありません。統計数値偽造疑惑、経済よりも政治・軍事を優先するシステム、環境破壊、富裕層政府高官の海外逃避等等です。仮に運良くソフトランディング出来たとしても一度逃避した外国資金が戻ってくるか疑問です。筆者は15年前に上海で共同経営していたベニア板生産工場で見てきた経験から、中国人経営者たちのモラルの低さにはウンザリしました。現在、金融機関から融資がまともに受けられず従業員を雇用している民間企業で正常に経営が成り立っているのか疑問です。又現地に投資をしている日本企業の多くは早晩撤退に追い込まれるでしょう。日本人経営者が今後考えなければいけないのは中国ショックは避けられませんが>、それは世界経済の終焉ではなく生き残った大半のお金は別の国に移動するということです。パクリの国、非法治国家、中国、韓国から日本の資産を取り戻す日は近づきつつあります。

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