『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

4人に1人が「下流老人時代」ローン返済・病気・妻の介護・子供のパラサイトが原因⁉

2016-03-20 12:12:41 | 日記

65歳以上の高齢者がいる、世帯で年収160万円以下で暮らす層が27.4%、893.5万人5年前に比べ214.5万人増と急増中です。政治的に子育て世代を犠牲にして高齢者優遇のはずが、高齢者の貧困層が急増していた。特にひどいのが、65歳以上男女の単独世帯です。半数近くが年収160万円以下の貧困世帯なのです。年収160万円以下の高齢世帯が介護老人福祉施設に入所する場合、月額利用料金は月約12万円が一般。収入のほとんどが利用料金で消え入所出来ない。入所を諦めても65歳~90歳まで大病にかからず平均的な生活をするためには3000万円の預金が必要です。こちらも低所得者では預金している人は皆無。まして、『ローン返済・病気・妻の介護・子供のパラサイト』などがあれば、いっぺんに老後破綻です。現状では1956年生まれの人迄が逃げ切り最終世代。払い込み保険料=3360万円=生涯受け取り年金額(年収600万円40年間厚生年金に加入していた場合・受給期間65歳から80歳)=3360万円 しかも、下流老人になるリスクは現在保険料を払い続けている現役世代の方が高い。逃げ切れない世代にとっては払い損です。長寿になり、前提条件が狂い、ここまで、世代間格差(しかも、優遇されていたはずの老人の1/4人が貧困世帯)が起こってしまえば、もはやガラガラポンですね。そうでもしなければ、長生きすることが、最大のリスクという笑えないジョークになります。

 

食費 60,869円
住居費 16,158円
水道光熱費 21,042円
家具・家事用品 9,788円
被服等 6,940円
保健医療費 14,635円
交通・通信費 26,825円
教育・教養娯楽費 25,968円
交際費 28,749円
その他支出 28,511円
合計 239,485円

 

※「家計調査年報」 平成26年より抜粋 老後に必要な一般的な費用 要は月の収支が常にプラスになっていれば安心。



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