日本で人気のいきなりステーキがニューヨークで苦戦です。本場ニューヨーカーの口に合わなかったのか2年で出店した6割の店舗を閉店です。飲食は手軽に始められる印象ですが、実は閉店率が飛び抜けて高い難しい業態なのです。すしやラーメンは受け入れられていますが、ステーキは特別の日にしか食べない習慣があるようです。
❷ステーキ店チェーン「いきなり!ステーキ」を運営するペッパーフードサービスが14日発表した平成30年12月期連結決算は、最終損益が1億円の赤字(前期は13億円の黒字)に転落した。赤字は22年12月期以来、8年ぶり。売上高は75.3%増の635億円だった。国内の店舗の売り上げは好調だったが、米国事業が振るわなかったことなどで、計25億円の特別損失を計上したことが響いた。やはり、米国市場で撤退による特別損失が響いたようです。
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ステーキ店チェーン「いきなり!ステーキ」を運営するペッパーフードサービスは14日、ニューヨークにある11店のうち6割超に当たる7店を閉店すると発表した。残る4店のうち2店を業態転換する。ステーキの本場、米国の厚い壁にはね返された形で、いったん事業を縮小して出直しを図る。
ペッパーフードは2017年2月に海外初の「いきなり!ステーキ」をニューヨークに出し、2年足らずで急拡大させた。しかし米国ではステーキは特別な日に食べるというイメージが強く、同社が提案した「ステーキを手軽に楽しむ」という文化は広がらなかった。