世界的な投資家ジム・ロジャース氏が日本株に対して、悲観的です。只、株価上昇局面での正論を吐く悲観論は意図が隠されていると読むべきで、ジムロジャース氏が売りポジションで莫大な損失を抱えていると筆者は読みます。投資をするのに重要なことは短期では得てして、逆の動きになるケースがあるということです。確かに、人口減少国家は一見先行き不安です。只、AIの急速の発達により、人間に変わりうる仕事が激増する可能性を秘めています。5年、10年先など誰にも分からないということが現実です。❷のようにジムロジャース氏もかつて、破産していたのです。
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世界的な投資家として知られるジム・ロジャーズ氏が20日夜の「深層NEWS」に出演し、日本の将来的な展望に強い懸念を示した。
ジム・ロジャーズ氏「毎年、日本の債務が増えている。そして、人口が減っている。30年、40年たったときには日本はどうなるのか。私は、債務は払いませんよ。日本の借金は誰が払ってくれるんですか。国民が減っているのに、借金ばかりが増える。私は日本が大好きなんですが、今現在、起きていることは、あまり気に入らない。事実に直面しなければならない」
ロジャーズ氏はこのように述べた上で、日本は人口減少に対応するため、シンガポールを参考に良質な移民を増やすべきだと指摘した。
❷ 世界3大投資家の1人と言われているジム・ロジャーズ氏は、かつて空売りに失敗して破産したことがあります。
それはまだ氏が駆け出しの投資家だった1970年のこと。「株価は暴落する」と予想した氏は、有り金をはたいて空売りを仕掛けました。当時は「自分の読みに絶対の自信を持っていた」と言うロジャーズ氏。ところが株価は上昇を続け、耐えられなくなった氏は、高くても株を買い戻さざるを得なくなります。ついにはすべてを失い、借金だけが残りました。
その後、氏が空売りを仕掛けていた6社は、3年以内にすべて倒産しました。予測自体は当たっていたのに、それに耐えられるだけの資金を残しておかなかったのが敗因でした。