『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

日本のコロナ死亡者数はなぜ少ない?「BCGワクチンで免疫強化?」「ワルファリン感受性?」

2020-07-28 08:28:08 | 日記
日本人の新型コロナウイルスによる死亡者数が極端に少ない。このままではインフルエンザで死亡する年間割合よりも少ないかもしれません。自殺者や破産者を少なるするために経済優先は致し方ないでしょう。感染拡大を防止するという科学的観点を大きく飛び越えて、単に“イメージ”だけでパチンコ店が標的にされてしまいましたが、黙っている環境でのパチンコ店からはクラスターは一か所も起こっていません。そもそも建築基準法上、パチンコ店は店舗面積によって1時間に6~10回室内の空気を入れ替えることが義務づけられているのです。ウイルスは昔からずっとあったものなので人類は共存するしかない。年内にワクチンが開発されれば史上最多の金メダルが期待される東京五輪も開催されるはずです。

以下抜粋コピー
世界を恐怖に陥れた新型コロナウイルスだが、その被害の大きさは国や地域によって差がある。
 感染者数が400万人を超えてなお拡大を続けるアメリカや、170万人を超える感染者を出しながらも「経済優先」を宣言した末に大統領自身が感染してしまったブラジルのように、深刻な被害を受けている国がある(ブラジルの7月25日時点での感染者数は228万7000人)。
 しかしその一方で、日本や韓国、タイ、台湾、ベトナムのように、今のところ比較的軽微な影響で推移できている国や地域もあるのも事実だ。
 京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長は「文藝春秋」6月号で、日本人に感染者数や死亡者数が少ない背景には、まだ解明できていない要因「ファクターX」があるはずだ、と述べて話題になった。
「国によってこれほど違うのは、公衆衛生的な努力だけではなく別の要因があるはず」と考える〇教授が、まず興味を持ったのが「BCG」だった。
BCG推奨国では死亡者数が少ない
 結核予防のために接種するこのワクチンは、日本では1951年に施行された結核予防法により、いまでは生後1歳未満での接種が推奨されている。
 〇教授が最初にこの説を目にしたのは、あるブログだった。そのブログ開設者・◎氏は「BCGの接種が行われている国では感染の広がりが遅い」と指摘する。
 これを見た時点では半信半疑だった〇教授だが、独自に調べてみると、新型コロナウイルス感染症による死亡例が多いスペイン、イタリア、フランス、アメリカは確かにBCG接種に積極的ではなく、逆に死亡者数の少ない中国、韓国、日本はBCG推奨国だという事実に行きあたった。
もう一つ、〇教授が興味を持つファクターXの有力候補に、「ワルファリン感受性」がある。ワルファリンとは血液を固まりにくくする作用を持つ薬で、世界的に使用されている。
 しかしこのワルファリン、国や地域によって効果の出方に差があることが以前から指摘されてきた。大雑把に言えば、アジア系の人には効きやすく、アフリカ系の人は効きにくい。同じアジアでも日本を含む東アジア系は最も効きやすく、南・中央アジアの人には効きにくい。ヨーロッパの人の効き方は、東アジアとアフリカの中間くらい――とされている。
 この傾向が、新型コロナの重症化率の傾向と重なるのだ。
 ワルファリンの効き方は、遺伝子によって左右される。つまり、ワルファリンが効く遺伝子と効きにくい遺伝子があり、これが新型コロナの重症化に何らかの関与をしている可能性が浮上してくるのだ。
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