「香港の人々の支持がある。彼らを気落ちさせるわけにはいかない」と黎智英氏が保釈後、メディアに力強く働きかけです。本物のジャーナリストですね。一方本国が逮捕後、長い時間拘束が出来ないのは世界的な批判でしょう。「蟻の一穴天下を破れ」ソーシャルメディアの力が香港の民主化を加速させ後戻り出来ない所まで追い込みそうです。
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香港メディア界の大物で、民主派の現地紙の創業者である黎智英(ジミー・ライ、Jimmy Lai)氏(71)は12日、自身の逮捕を受けて自社の記者らに対し、「闘い続けよう」と呼び掛けた。
香港国家安全維持法が6月に導入されて以来、香港の反体制派に対する取り締まりは勢いを増しており、民主派の政治家らが立法会(議会)議員選挙への立候補を取り消されたり、活動家らがソーシャルメディアへの投稿を理由に逮捕されたりしている。
一連の取り締まりの中で、事態が大きく動いた日となった10日には、黎氏を含む10人が拘束され、200人前後の警察官が、中国に批判的な論調で知られる「蘋果日報(アップル・デーリー、Apple Daily)」の編集部を捜索した。
40時間にわたる拘束の後、12日午前0時(日本時間同日午前1時)ごろに保釈された黎氏が編集部に戻ると、歓声を上げるスタッフらに出迎えられ、花束を手渡された。
蘋果日報の記者がフェイスブック(Facebook)にライブ配信した映像では、黎氏が同紙スタッフに対し、中国や香港の親中派政治家らを激怒させてきたような率直な記事を出し続けるよう求め、「闘い続けよ! 闘い続けよう」「香港の人々の支持がある。彼らを気落ちさせるわけにはいかない」と呼び掛けた。