自民党安倍派の下村会長代理に疑惑です。前川喜平元文部科学事務次官は5日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題を巡る野党合同ヒアリングに出席し、2015年、統一教会が世界平和統一家庭連合へ名称を変更した経緯を証言した。名称変更の申請に関し「当時、文部科学相だった下村博文氏はイエスかノーか意思表明する機会があった。意思が働いていたのは100%間違いない」と強調した。
教団から15年6月に改称の申請があり、文科省の外局で、変更の認証手続きをした文化庁は同年7月に受理し、同8月26日に認証を決定した。下村氏は今月3日、「受理しろと申し上げたことはない」と否定していた。当時、前川氏は文科審議官。
旧統一教会関連では自民党の最大派閥を集団指導する大物政治家の一人で10日に行う方針内閣改造や党役員人事での影響は必至です。
❷「正論」9月号で、派閥OBの森喜朗元首相は安倍派の後継問題について、こう言及している。 <みんなの一致していることは下村博文だけは排除しようということ> <彼はまだ自分が安倍さんの後継者のつもりで、安倍家に入って葬式を仕切っていたみたいで皆、困り抜いていた> <安倍さんは優しいからつきあっていたけど、やっと下村はいかがなものかということがわかってきた。私は具体的にいろいろと知っているけど、ここは武士の情けで明かしません> 安倍元首相を失った今、党内最大派閥を実質的に仕切るのは大ボスの森氏で、その意向は無視できない。下村氏は後継争いから早々に脱落ということだ。