メジャーでは大谷翔平が席捲していますが、日本でも、ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が、W王手をかけている「偉業」達成があります。2002年の巨人・松井秀喜以来の日本選手50号、そして13年に広島・広瀬純がマークした15打席連続出塁のプロ野球記録に、残り「1」と迫っています。敵は、野球をつまらなくする無意味な四球ですね。
シーズン50本塁打は、日本選手では02年の松井秀喜以来、史上6人目の快挙。同じ背番号「55」を背負う村上は「まだ打っていないので打ってから考えたい」と足元を見据えながらも、「すごく世界的に活躍された方で、そういった選手と同じ背番号でプレーできることはうれしい」。偉大な“先輩”を懸命に追う。 現在は申告敬遠など、四球攻めで勝負を避けられる場面も多いが、史上最年少150号の打席から始まった14打席連続出塁の旅路。村上は「四球も価値のある打席。しっかり自分のスイングすることをやっています」と表情を引き締める。