エンゼルス・大谷翔平投手(28)が27日(日本時間28日)、敵地・ブルージェイズ戦に「3番・投手、指名打者」でフル出場。今季最多7回109球を投げて、2安打無失点、9奪三振の好投を見せて、3登板ぶりの白星となる11勝目(8敗)をつかんだ。防御率は2・67となり、7回を投げたことで規定投球回(試合数=127回)にのった。初のシーズン規定投球回到達へは残り34イニングとなった。
バットの方は小休止、2打数無安打2四球だった。
❷好投したが、大谷に投げ負けた相手右腕アレク・マノアのコメントは「野球界屈指の名言を残した」と脚光を浴びた。マノアは今季12勝を誇る24歳。大谷に負けじとゼロを並べたが、6回に1点を失い、105球の力投も実らなかった。7回4安打1失点で黒星。
「僕にとって全ての試合がワールドシリーズ第7戦だ。相手がオオタニだろうが、ロジャー・クレメンスだろうが関係ない」
どんなマウンドも重要な一戦。相手が二刀流右腕だろうが関係なく、強い気持ちで臨んだようだ。実力伯仲のメジャーでは気持ちの強さがより重要のようです。