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ウクライナ軍、ロシア雇い兵「ワグネル」ポパスナ本部基地をハイマース砲撃で破壊

2022-08-17 07:39:41 | 日記
ウクライナ紙「ウクラインスカ・プラウダ」(電子版)は15日、ウクライナ軍が東部ルガンスク州にある露民間軍事会社「ワグネル」の拠点を破壊したと報じた。同州のガイダイ知事はこの攻撃で、ワグネルの戦闘員100人以上が死亡した可能性があると述べた。
ウクライナ国会議員のオレクシー・ホンチャレンコ氏は、「ポパスナにはもうワグネル本部はない。ありがとう、ハイマース(高機動ロケット砲システム)とウクライナ軍!」とフェイスブックに投稿した。
ウクライナ紙ウクライナ・プラウダによると、親ロシア派ジャーナリストのセルゲイ・スレダ氏は8日、ワグネルの基地を訪問した際に撮影した写真をテレグラムに投稿。写真の左上部には、ルハンスク州ポパスナの道路標識が写っていた。

写真は削除されが、ソーシャルメディアで拡散され続けている。
この写真と今回の砲撃の関連を確認できていない。

「コテノク」と呼ばれる親ロシア派の戦争記者は、「ポパスナのワグネルPMCの拠点のひとつで攻撃があった。ドンバスの情報筋が認めている。おそらく『ハイマース』だろう」と、テレグラムに投稿した。
ポパスナは、ルハンスク州セヴェロドネツクの南に位置する。同州は、数カ月にわたる激しい戦闘と大規模な破壊を経て、現在はロシア軍が全面的に掌握している。

※ワグネル・グループとは
ワグネルは、プーチン氏に近い新興財閥(オリガルヒ)のエブゲーニー・プリゴジン氏が経営に関わっているとされる。
複数の紛争にて、ロシア連邦政府の対外政策に沿う形で傭兵として派遣され、親ロシア系武装勢力や外国軍と共に戦うことが多い準軍事組織だとされている。2014年クリミア危機やシリア内戦、リビア内戦での活動で知られている。
2022年ロシアのウクライナ侵攻には8,000人が投入されたと見られ、イギリスの調査報道機関ベリングキャットは、3,000人が戦死したと報じた。2022年3月の時点では内戦が続くシリアなどで戦闘経験が豊富な人材の募集が行われたほか、消耗戦の展開となった同年7月には、キルギスタンなど旧ソビエト連邦構成国などで警備員の求人を装い、月給24万ルーブルの条件で戦闘員を募集していることが伝えられた。
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