沖縄本島の北に位置する、伊是名島の南にある無人島「屋那覇島(やなはじま)」を中国人女性が「買った」などとSNSに投稿し物議を醸していますが、島のある伊是名村には「村が島を売った」と勘違いした人たちから抗議や誹謗中傷の電話などが相次ぎ、業務に支障が出ていると言います。 伊是名村によりますと一昨年2月、競売にかけられていた「屋那覇島」のおよそ半分の土地を中国系の企業が取得したということです。 村は島の約26パーントの土地を所有していますが、中国系企業が取得した土地は元々民間企業が所有していて、伊是名村は土地の売買に関与していません。 しかし、伊是名村役場にはきのうから「村が島を売った」と勘違いした人たちから 「中国に土地を売るとはどういうことだ」といった抗議や誹謗中傷の電話などが相次いでいるそうです。民民の売買であれば現在の法律上問題がないですが、国境に近い離島を外国が購入することに対策をしてこなかった国会議員は抗議されるべでしょう。
※ 屋那覇島は、伊是名島から南に1.3㎞にある無人島。面積0.74㎢、周囲5.3㎞の砂丘の発達した平坦な島で、特に、北西部には砂浜が延びている。島の北側にはソテツの群生、西側はガジュマルやアダンの林、ヤギやウサギが野生化して多く生息している。
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