福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

華厳経から・・76

2014-10-29 | 諸経
華厳経巻四十離世間品第三十三ノ四「・・菩薩魔訶薩は是の如きの念を作さく、『一毛端の処に於いて無量無辺にして数ふべからざる菩薩有り。いかにいわんや一切法界をや』と。菩薩はかくのごとき心を起こすらく我當に大荘厳をおこして自ら荘厳し、衆生を化度して皆阿耨多羅三藐三菩提を成ぜしめ、大般涅槃を以て般涅槃すべし』と。」 . . . 本文を読む
コメント

移転するときは真っ先に氏神様にお参りすること

2014-10-29 | 法話
『ある人がその住所を移すときには現住所の氏神は移転先の氏神に打ち合わせをしなければならない。そういう場合には旧の氏神にお別れを申し上げ、移転ができるように運んだ後、できるだけ早く新しく住む場所のお宮にお参りをするのが順当なのである。人をしてその住所をかえさせるに至ったには考えられる明白な理由がいろいろと多かろう。しかし真の理由は御当人がその氏神の機嫌を損じてそれでそこを立ち退くか、あるいは地域の氏 . . . 本文を読む
コメント

両部神道論其の21(神仏習合年表11)

2014-10-29 | 講員の活動等ご紹介
13世紀、伊勢外宮において「神道五部書」成立。伊勢神宮外宮の神職であった度会氏が、外宮の祭神である豊受大神を天之御中主神および国之常立神と同一神とすることで、天照大神をしのぐ普遍的神格であることを主張。修験道の立場からなされた神道説の書『大和葛城宝山記』などの影響が指摘されている。豊受大神は國常立尊・天御中主神・大元神・御饌都神と異名であるが同じ神であり、天照大神の出現以前の神で至高尊貴にして最高 . . . 本文を読む
コメント

金山穆韶『大日経綱要』の要約その8

2014-10-29 | 諸経
第二章、第四、大日経の説処 教主が大日如来だから經の説処もこの土を超越した如来真実の浄土でなければならない。大日経はだから「如來加持廣大金剛法界宮」としている。この如来加持とは大日の浄土は大日如来が自らの大威神力から現わしたものだからかくいう。廣大金剛法界宮とは、大日如来が無相絶対である様に、その浄土もまた遍一切所だからこのようにいう。なお大日経疏には大日如来の浄土を色界の最高の「色究竟天」とする . . . 本文を読む
コメント