・1186、重源、東大寺僧60人と共に伊勢神宮へ参拝。「東大寺衆徒参詣伊勢大神宮記」に,1186年(文治2)4月俊乗坊重源が東大寺建立祈願のため,同寺の僧綱以下衆徒を率いて参宮,大般若経を転読供養したと記している。
・鎌倉初期、真言僧慶円は、両部思想により三輪神道を創始、両部思想で「日本書紀」神代巻を解釈し、天照大神・三輪大明神同体説を唱えた。
・鎌倉末期、両部神道の『天地麗気記』『中臣祓訓解』成 . . . 本文を読む
華厳経巻三十九離世間品第三十三ノ三「
菩薩魔訶薩に十種の法を分別するあり。所謂
・一切の法は悉く縁より起こると分別し、
・一切の法は皆悉く無諍なり分別し、
・一切の法は無量無辺なりと分別し、
・一切の法は依止するところなしと分別し、
・一切の法は悉く金剛の如しと分別し、
・一切の法は悉くこれ如来なりと分別し、
・一切の法は皆悉く寂静なりと分別し、
・一切の法は悉く是正道なりと分別し、
・一切の法は . . . 本文を読む
第二章、第一、經名、具には大毘盧遮那成仏神変加持經という。・・大日如来の自證成仏の体から大威神力を十方世界に示し、一切衆生を救済し給ふ秘諏を説く經という意である。善無為三蔵の大日経疏に毘盧遮那を日と訳し、日に除暗遍明、能成衆務、光無消滅の三義があるとしている。・・本経は大日法身自證成仏の体から、神変加持の作用をあらわし、一切衆生を等しく大日如来の大覚位に引摂しようとする秘義を説くものである。 . . . 本文を読む