帰敬文(ききょうもん)というお経があります。いまさらながらにこの言葉の重みにぞっとするこの頃です。
これは大内青巒(仏教学者、真宗本願寺派21世大谷光尊の侍講、「修証義」を編纂、東洋大学学長)が,法句経・華厳経・法華経の経文を組み合わせ作成したものといわれています。紹介します。
「人身受け難し、今すでに受く。仏法聞き難し、いますでに聞く。」
(この世に人間として生まれるのは1億円の宝く . . . 本文を読む
Q、愛染明王の「愛染」とは何ですか?A,「愛」は諸仏、「染」は衆生を表わし、諸仏がよく衆生を愛するのを愛染と謂い、衆生がよく諸仏を愛し奉るのを染愛といいます。お体が赤色をしているのは、身を赤く染めるほど衆生を深く愛護しておられるということを表わしています。本当に有難い限りです。ご真言は「おん まからぎゃ ばぞろ しゅにしゃ ばざら さとば じゃく うん ばん こく(帰命 大愛染尊 金剛仏頂尊 金剛 . . . 本文を読む
今日10日は豊島区高田総鎮守氷川神社例大祭です、御神輿渡御 御神楽奉奏があります。
高田總鎭守氷川神社の創建は、貞観年間(859~877)に、大宮氷川神社の御分霊を現在の地に奉斎したときにはじまるとされています。神社のホームページによると「江戸・明治の覚書によると、『古来、山吹の里氷川宮、後氷川大明神と奉称された。』」とあります。
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神祇通用之祭文 傳、弘法大師御作
「酒を供え、香華を供える。
敬って天神地祇にもうしてもうさく。それ体有る者は心識を含み、心あるものは佛性を具す。佛性は法界に遍じて不二なり。自心他身全く一味平等なり。天と謂ひ地と曰ひ、真佛の惣體なり。内と謂ひ外と謂ふは心の別執なり。之を悟れば常に五智の蓮臺に遊び、之に迷へば常に三途の土泥に沈む。大悲大日如来獨り三昧の妙證を鑑みて六趣の塗炭を見たまふ。故に諸神等は . . . 本文を読む