最近の話題の中心の政治家の顔、特に「瞳」が濁っているのが大変気になります。そしていつも、良寛さんが好んだという「君看よ双眼の色、語らざれば憂無きに似たり」という句を思い出します。
これは「千峯雨霽露光冷(せんぽうあめはれて、ろこうすさまじ)」という大燈国師の句に、白隠禅師がつけた偈だということです。良寛和尚はこの偈をいつも揮毫されていたといいます。「君看よ双眼の色、語らざれば憂無きに似たり」という . . . 本文を読む
最近政治の世界が喧しいようですが、「信無くば立たず」という言葉を思い出します。政治家はこの言葉をよく使いますがこの出典を改めてよく見ると「『信』は命よりも大切」ということでした。
論語『子貢問政』に
「子貢政を問ふ。子曰はく、 「食を足し、兵を足し、民之を信にす。」と。
子貢曰はく、 「必ず已むを得ずして去らば、斯(こ)の三者に於(お)いて何をか先にせん。」と。
曰はく、 「兵を去らん。」と。
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