大薩遮尼乾子所説經卷第五では、大薩遮尼乾子(元ジャイナ教修行者・ここではお釈迦様の弟子)が嚴熾王の戦争に関す る問に答えたが、お釈迦様がその答えを正しいと証明されています。王の質問は反逆者や外国王が侵略せんとした時の対処を問うものでした。これ に 封 し 大 薩 遮 は 「先 ず 国 王 は 、危 機 の 初 期 、中 期 及、末 期 に分けて考え、危 機 の 初 期 に お い て は、戦 争 . . . 本文を読む
第二十九 問答決着章(真言宗各派聯合法務所編纂局 1916)等より・・・34
(真言宗には三十六流とも百流ともいわれるほど分派があるが、山高れば谷深く、源深ければ派分かれるは自然の理。事相教相に亘って多くの分派を生ずるはこれ即ち高祖大師所伝の真言密教が深高無際なる故である。)
問。真言宗には幾多の分派これはあるは如何?
答。高祖弘法大師御入定の後、久しからずして野沢二流(小野、廣澤)に . . . 本文を読む