大乘入楞伽經(實叉難陀譯)斷食肉品第八(全)・・3/6
大慧。夫れ食肉の者は、其形
色を見て則ち已に滋味を貪るの心を生ず。菩薩は一切衆生を慈念すること猶ほ己身の如し。云何でか之を見て食想をなさんや。是故に菩薩は應に食肉すべからず。大慧。夫れ食肉者は諸天遠離す。口氣常に臭にして睡夢不安、覺已って憂悚し、夜叉惡鬼その精氣を奪い、心に驚怖多く、食足ることを知らず。疾病増長して瘡癬生じやすし。恒に諸蟲の . . . 本文を読む
大乗経典は涅槃を如来の法身と同一視し、衆生済度の積極的意義を見出す。
・大般涅槃経巻六に「若し如来の涅槃に入ることは、薪尽きて火滅するが如くなりといえば不了義と名く。若し如来は法性に入ると言はば是を了義と名く。」
・法華経第五寿量品に「爾来無量劫、衆生を度せんが為の故に方便して涅槃を現ずるも実には滅度せず。常に此に住して説法す」
・勝鬘経に「一乗を得る者は阿耨多羅三藐三菩提を得る。阿耨多羅三藐三 . . . 本文を読む