Q,末世の僧は修行もしないで退廃しているので供養することは無益と思うが如何?
A, 佛在世のときは生身の如来を仏宝と名ずけ、その説法を法宝と称し、その教化を助け給う賢聖を僧宝と号した。仏滅後の末法の時は木像絵象等を佛宝と敬ひ、文字に書き伝へたる経論を法宝と信じるように、髪をそり袈裟をかけたる者を僧宝と崇むべきである。大集月蔵経にも「破戒僧なりとも、皆是仏子なり。これを謗せば佛を謗するなり。これを害 . . . 本文を読む
「法王もビーガンになって・・・お坊さんもビーガンになって」・・2
大乘入楞伽經(實叉難陀譯)斷食肉品第八(全)・・2/6
大慧。夫れ食肉の者は、身體臭穢にして惡名流布す。賢聖善人は用いて親狎せず。是故に菩薩は應に肉食すべからず。大慧。夫れ血肉は衆仙の棄るところにして群聖は食ず。是故に菩薩應に肉食すべからず。大慧。菩薩は衆生の信心を護らんがために佛法において譏謗を生じざらしむ。慈愍を以ての故に應に食 . . . 本文を読む
小乗経典は通じて煩悩及び諸苦の永盡した境地を名けて涅槃とするものです。
・倶舎論第六に「・・謂く、所依および一切の愛を捨じ、盡く離染し滅するを名けて涅槃となす」
・大毘婆沙論第三十三(説一切有部の経典)に「涅槃はただまさに非学非無学と言うべし」
・・大般涅槃經卷第二十五光明遍照高貴徳王菩薩品第十之五には「善男子。涅とは言く不なり。槃とは言く織なり。不織の義を名て涅槃となす。槃とは又た言く覆なり。 . . . 本文を読む